特許
J-GLOBAL ID:200903083011968153

可変容量圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296268
公開番号(公開出願番号):特開平10-141223
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 可変容量圧縮機において、吐出容量を最小容量とした際の破損を防止する。【解決手段】 可変容量圧縮機はクランク室3と吸入室13との圧力差に応じて斜板5の傾斜角を変化させてピストンストロークを変化させて吐出容量を制御する。第1の連通路18によって吐出室14とクランク室とが連通されており、圧力制御弁19によって第1の連通路が開閉制御される。一方、第2の連通路20によってクランク室と吸入室とが連通されており、第2の連通路には弁座21が形成されている。第2の連通路には弁体22が配置され、弁体には第2の連通路よりも径が小さい固定絞り22aが形成されている。弁体はばね23によって吸入室からクランク室方向に付勢され、クランク室と吸入室との圧力差が所定の値以上になるとばねの付勢力に抗して弁体が吸入室方向に移動して第2の連通路の開度を増大させる。
請求項(抜粋):
クランク室、吐出室、及び吸入室が形成された圧縮機ハウジングと、前記クランク室に配置され主軸に対する傾斜角が可変の斜板とを有し、前記主軸の回転に応じて前記斜板を回転させてピストンを往復運動させており、前記クランク室と前記吸入室との圧力差に応じて前記斜板の傾斜角を変化させてピストンストロークを変化させて吐出容量を制御するようにした可変容量圧縮機において、前記吐出室と前記クランク室とを連通する第1の連通路と、該第1の連通路を開閉制御する弁装置と、前記クランク室と前記吸入室とを連通する第2の連通路と、前記クランク室と前記吸入室との圧力差に応じて前記第2の連通路の開度を調整して前記圧力差が所定の値以上となると前記第2の連通路の開度を大とする弁機構とを有することを特徴とする可変容量圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/14 ,  F04B 53/10
FI (2件):
F04B 27/08 S ,  F04B 21/02 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-009087
  • 特開昭63-285276
  • 揺動斜板式可変容量圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-332271   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
全件表示

前のページに戻る