特許
J-GLOBAL ID:200903083025713590

車両用内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-104018
公開番号(公開出願番号):特開平7-310587
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 複数の制御装置を通信線(LAN)にて接続した機能分散型の車両用内燃機関の制御装置において、通信装置の通信速度を高速化することなく、内燃機関の高回転時にも安定したデータ通信を行なうことができるようにする。【構成】 内燃機関の制御装置を、パワートレイン制御演算装置2と、噴射/点火制御装置4と、I/O処理装置6とから構成し、各装置間を通信線8にて接続して、各装置間でデータを共用化するようにした機能分散型の装置において、各装置間で送受信するデータを、内燃機関の回転に同期して通信すべき高速通信用データと、所定時間毎に通信を行なう低速通信用のデータとに区分し、各データ毎に所定のタイミングでデータ通信を行なうようにする。この結果、内燃機関の回転に同期して送受信するデータ量を少なくでき、通信系の処理速度を高速化することなく、内燃機関高回転時の通信を良好に実行できるようになる。
請求項(抜粋):
内燃機関の制御に必要な各種運転状態を検出するセンサからの検出信号の取り込み、該検出信号に基づく内燃機関の所定の制御対象の制御量の演算、該演算結果に応じた制御対象の駆動、といった機関制御のための各種制御処理を各々分散して実行する複数の制御処理手段と、各制御処理手段に設けられ、通信線を介して、他の制御処理手段との間で機関制御のための各種データを送受信する通信手段と、を備えた機能分散型の車両用内燃機関の制御装置において、予め、上記通信手段により送受信されるデータを、高速通信用データと低速通信用データとに区分しておき、更に、上記各制御処理手段に、夫々、他の制御処理手段に送信すべきデータのうち、上記高速通信用データについては、上記通信手段から内燃機関の回転に同期した所定の通信タイミングで送信させ、上記低速通信用データについては、上記通信手段から内燃機関の回転に同期しない所定時間毎の通信タイミングで送信させる通信タイミング制御手段を設けたことを特徴とする車両用内燃機関の制御装置。
IPC (2件):
F02D 45/00 380 ,  B60R 16/02
引用特許:
審査官引用 (6件)
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