特許
J-GLOBAL ID:200903083041368096

混合溶液成分の濃度測定方法および濃度測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-386960
公開番号(公開出願番号):特開2005-147896
出願日: 2003年11月17日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】 混合溶液中に含まれる複数の生体成分の濃度を、非侵襲的に精度良く測定することができる濃度測定方法の提供。【解決手段】 工程1で混合溶液の吸光度スペクトルを測定し、工程2では波長8.4μmから波長8.5μmまでの波長を含む所定波長領域内の吸光度がゼロとなるように吸光度スペクトルをシフトする。工程3では、測定波長領域に成分数と同数の波長領域λ1,λ2を設定し、シフトした吸光度スペクトルと吸光度=0のラインとの間の吸光度面積値S1,S2を波長領域λ1,λ2毎にそれぞれ算出する。工程4では、各成分物質の濃度と吸光度との相関関係を各測定対象物質毎に設定し、工程5では吸光度面積値S1,S2と工程4の相関関係とに基づいて混合溶液中における成分濃度SA,SBを算出する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
複数の生体成分を測定対象物質として含む混合溶液に赤外光を照射して、フーリエ変換赤外分光法により吸光度を検出して前記混合溶液に含まれる前記複数の測定対象物質の濃度を決定する濃度測定方法であって、 赤外光を前記混合溶液に照射して、前記混合溶液を透過した波長7.5μmから波長10μmまでの測定波長領域の透過赤外光を検出して吸光度スペクトルを取得する第1の工程と、 波長8.4μmから波長8.5μmまでの波長を含む所定波長領域内の吸光度がゼロとなるように前記吸光度スペクトルを補正する第2の工程と、 前記測定波長領域に前記測定対象物質の成分数と同数の分割波長領域を設定し、前記補正された吸光度スペクトルと吸光度=0のラインとの間の吸光度面積値を前記各分割波長領域毎にそれぞれ算出する第3の工程と、 前記測定対象物質の濃度と吸光度との相関関係を各測定対象物質毎に設定する第4の工程と、 前記吸光度面積値と各測定対象物質毎に設定された前記相関関係とに基づいて前記混合溶液中における前記測定対象物質の濃度を算出する第5の工程とを有することを特徴とする濃度測定方法。
IPC (4件):
G01N21/35 ,  A61B5/145 ,  G01N21/27 ,  G01N33/483
FI (4件):
G01N21/35 Z ,  G01N21/27 C ,  G01N33/483 C ,  A61B5/14 310
Fターム (34件):
2G045AA01 ,  2G045CA25 ,  2G045FA25 ,  2G045GC10 ,  2G045JA01 ,  2G045JA04 ,  2G059AA01 ,  2G059AA05 ,  2G059BB12 ,  2G059BB14 ,  2G059CC16 ,  2G059DD13 ,  2G059EE01 ,  2G059EE02 ,  2G059EE10 ,  2G059EE12 ,  2G059HH01 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ02 ,  2G059JJ15 ,  2G059JJ22 ,  2G059JJ24 ,  2G059KK01 ,  2G059MM01 ,  2G059MM05 ,  2G059MM10 ,  2G059MM14 ,  2G059PP04 ,  4C038KK10 ,  4C038KL05 ,  4C038KL07 ,  4C038KM03 ,  4C038KX02 ,  4C038KX04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • グルコース濃度測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-236680   出願人:学校法人早稲田大学, 有限会社マンタウエア

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