特許
J-GLOBAL ID:200903083052163577

分光光度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-399711
公開番号(公開出願番号):特開2005-164258
出願日: 2003年11月28日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
【課題】 分光器の波長駆動機構の機械的原点を決める動作を省略することで、波長駆動機構の初期化に要する時間を大幅に短縮する。 【解決手段】 分光器2から取り出す単色光の波長、その波長設定のためのモータパス数、及びモータに送るパルスの位相を表す励磁パターンを記憶しておく不揮発性メモリ7を制御部5に付設し、通常の波長駆動時には目的波長が設定されて波長駆動が実行される毎にメモリ7のデータを最新のものに更新する。一方、本装置の電源投入時には分光器2では機械的原点を見つけるような動作は行わず、メモリ7に格納されている波長、パルス数及び励磁パターンをワークメモリ6に移し、これを波長に対応してモータ23を駆動するための初期状態とする。すなわち、電源切断中に分光器2の機械的位置関係が大きく変化しないことを利用し、電源投入時に前回の電源遮断直前と同じ状態から波長駆動を開始する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
a)入射光の波長を分散させる波長分散素子と、該波長分散素子を機械的に駆動する駆動源としてステッピングモータを利用した駆動手段とを含み、前記波長分散素子による分散光から単一波長の光を取り出す分光器と、 b)前記ステッピングモータを駆動するための制御量と該制御量に対応して前記分光器により取り出される波長とを関連付けて記憶する手段であり、主電源を遮断してもそれら記憶内容を保持し得る読み出し・書き込み自在の記憶手段と、 c)主電源投入直後の初期設定動作時には前記記憶手段に保存されている波長と制御量とを読み出して前記分光器で単色光を取り出すための制御の初期状態とし、通常動作時にあっては目的波長に応じて算出した制御量を前記駆動手段に与えるとともにその波長変更動作を実行する毎に更新後の波長と制御量とを前記記憶手段に記憶させる制御手段と、 を備えることを特徴とする分光光度計。
IPC (2件):
G01J3/06 ,  G01J3/18
FI (2件):
G01J3/06 ,  G01J3/18
Fターム (11件):
2G020CA02 ,  2G020CB25 ,  2G020CB33 ,  2G020CC04 ,  2G020CC07 ,  2G020CC52 ,  2G020CC62 ,  2G020CD13 ,  2G020CD23 ,  2G020CD37 ,  2G020CD39
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-108932

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