特許
J-GLOBAL ID:200903084540565630

分光光度計の波長校正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-236591
公開番号(公開出願番号):特開2000-136965
出願日: 1999年08月24日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】 安価な機構部品を用いて高い波長真度を実現する。【解決手段】 回転駆動機構の角度真度誤差の周期性を予め測定し(S1)、その最小周期の2分の1の角度間隔に相当する波長間隔より小さい波長間隔の輝線スペクトル群を放射する単一又は複数の光源を用意する(S2、S3)。そして、この光源を用い、理論的に算出された波長とステッピングモータの駆動パルス数との換算表を用いて輝線スペクトル近傍の波長を走査する(S4、S5)。その輝線の波長に対応して該輝線が得られるときの実際のパルス数を取得し、これを内部RAMに記憶する(S6)。全輝線に対し必要な測定を終了したならば、そのデータを基にパルス数を校正する校正式を算出しこれを記憶する(S8、S9)。実際の分光測定時には、換算表と校正式を用いて所望波長に対するパルス数を取得する。
請求項(抜粋):
取り出される単色光の波長を回転駆動機構により設定するモノクロメータを備えた分光光度計の波長校正方法であって、a)前記回転駆動機構の角度真度誤差を予め測定し、b)該角度真度誤差の最小周期の2分の1の角度間隔に相当する波長間隔以下の波長間隔を有する輝線群を放射する単一又は複数の光源を用い、c)該光源から照射される各輝線をモノクロメータから単色光として得るために前記回転駆動機構に与えられる制御指示値を該輝線の真の波長に対応付けてそれぞれ測定し、d)該波長と制御指示値との対応関係に基づき、所望の波長に対応する制御指示値を得るための波長校正用データを作成し記憶手段にこれを記憶しておく、ことを特徴とする分光光度計の波長校正方法。
IPC (2件):
G01J 3/06 ,  G01J 3/18
FI (2件):
G01J 3/06 ,  G01J 3/18
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平1-221627
  • 特開平2-201124
  • 原子吸光分光光度計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-181377   出願人:株式会社島津製作所
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-221627
  • 特開平1-221627

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