特許
J-GLOBAL ID:200903083082587134
防振装置及び防振装置への液体充填方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-049991
公開番号(公開出願番号):特開2001-241489
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】【課題】 真空注入法により副液室内へ液体を供給する際に、制限通路を通して副液室内を確実に減圧し、副液室内に空気が残らないように液体を充填する。【解決手段】 メンブランゴム62の下面には4個の突起部78が一体的に形成されている。これらの突起部78はそれぞれ扇状の軸直角断面を有しており、軸心Sを中心とする径方向に沿って互いに90°間隔となるように対称的に配置されている。これにより、メンブランゴム62の下面には、互いに隣接する一対の突起部78に径方向へ延在する2本の溝状の負圧導入路80が形成されている。副液室82内を真空ポンプ108によって減圧する際に、弾性隔壁部76の中央部付近がメンブランゴム62における突起部78の下面へ密着し、弾性隔壁部76の外周部と隔壁部材56との間に隙間ができても、この隙間が負圧導入路80により制限通路70へ連通する。
請求項(抜粋):
振動発生部及び振動受部の一方に連結される第1の取付部材と、振動発生部及び振動受部の他方に連結される第2の取付部材と、前記第1の取付部材と前記第2の取付部材との間に配置されて振動発生部からの振動により変形する弾性体と、隔壁の少なくとも一部が前記弾性体により形成され、液体が封入される受圧液室と、前記受圧液室に隣接して設けられ、液体が封入される副液室と、前記受圧液室と前記副液室とを互いに液体が流通可能となるように連通させる制限通路と、前記受圧液室と前記副液室との間に配置されて受圧液室と副液室とを区画する隔壁の少なくとも一部を構成する仕切部材と、前記副液室の隔壁の一部を構成し、前記仕切部材に対向するように配置されたダイアフラムと、前記仕切部材における前記副液室内へ面した受圧面に設けられ、前記制限通路を通して前記副液室内が減圧され、前記ダイアフラムの一部が前記仕切部材へ密着した場合に、前記ダイアフラムの他の一部と前記副液室の内壁部との間に生じる隙間を前記制限通路へ連通させる負圧導入路と、を有することを特徴とする防振装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16F 13/00 620 R
, F16F 13/00 620 U
Fターム (9件):
3J047AA04
, 3J047AB01
, 3J047AB04
, 3J047CA04
, 3J047CB06
, 3J047CB13
, 3J047DA02
, 3J047FA02
, 3J047GA10
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
液封防振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-241956
出願人:山下ゴム株式会社
前のページに戻る