特許
J-GLOBAL ID:200903083110915592

MRI装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-273880
公開番号(公開出願番号):特開2001-087244
出願日: 1999年09月28日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 データ収集用リード勾配によるマクスウェル項の位相エラーに起因するゴーストアーチファクトを低減する。【解決手段】 IエコーNショットのEPI法のパルスシーケンスにおける第nショットの反転RFパルスRF180の前に、第nマクスウェル項補正パルスMTCPnを付加する。この第nマクスウェル項補正パルスMTCPnは、時間積分値が0になる波形であり且つk空間を埋める各データが持つデータ収集用リード勾配によるマクスウェル項の位相エラーが位相エンコード軸方向に第1行から第N・I行まで滑らかに変化するようなバイアス位相エラーを与える波形である。【効果】 データ収集用リード勾配によるマクスウェル項の位相エラーが、隣接するエコーブロックの間で大きな段差を生じなくなり、ゴーストアーチファクトを低減することが出来る。
請求項(抜粋):
データを収集するためのパルスシーケンスを作成するパルスシーケンス作成手段と、作成されたパルスシーケンスを実行してデータを収集するデータ収集手段と、収集したデータから画像を再構成する画像生成手段とを備えたMRI装置であって、前記パルスシーケンス作成手段は、(1)k空間を位相エンコード軸方向に第1行から第N・I(N,Iは2以上の自然数。)行まで分割したとき、1個の反転RFパルス当たりIエコーを集束させるようにデータ収集用リード勾配を反転しながら印加するパルスシーケンスをNショット繰り返して、k空間を埋めるデータを収集する、(2)第n(=1〜N)ショットの反転RFパルスの前に、時間積分値が0になる波形であって且つk空間を埋める各データが持つデータ収集用リード勾配によるマクスウェル項の位相エラーが位相エンコード軸方向に第1行から第N・I行まで滑らかに変化するようなバイアス位相エラーを与える第nマクスウェル項補正リードパルスを付加する(一つのショットを基準とするときは当該ショットだけマクスウェル項補正リードパルスを付加しない場合も含む)、の条件を満足するように第nショットのパルスシーケンスを作成することを特徴とするMRI装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (2件):
A61B 5/05 311 ,  G01N 24/08 510 Y
Fターム (5件):
4C096AB18 ,  4C096AB22 ,  4C096AD06 ,  4C096BA42 ,  4C096BA50
引用特許:
審査官引用 (2件)

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