特許
J-GLOBAL ID:200903083177863856

クローラ式ブーム作業車の安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-048966
公開番号(公開出願番号):特開2000-247600
出願日: 1999年02月25日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 走行体を旋回走行させながらこれと同方向にブームを旋回させた場合であっても、走行体を転倒させたり作業台上の作業者に大きな衝撃(過大な慣性力)を与えることのないクローラ式ブーム作業車の安全装置を提供する。【解決手段】 コントローラ40は、クローラ装置作動レバー23の操作により出力される走行指令に応じて走行体11を走行させるとともにブーム作動レバー21の操作により出力される旋回指令に応じてブーム14を旋回させる制御を行うが、レバー23により走行体11を旋回走行させる指令がなされたときには、作業台15の移動速度が基準速度以下になるように走行体11の旋回走行を行わせる。また、レバー23による走行体11を旋回走行させる指令とレバー21によるブーム14を旋回させる指令とが同時になされたときには、ブーム14を旋回させる指令信号を無視して走行体11の旋回走行のみを行わせる。
請求項(抜粋):
クローラ装置を備えて直進及び旋回走行が可能な走行体と、前記走行体に取り付けられて起伏、伸縮、旋回動自在なブームと、前記ブームの先端部に取り付けられた作業装置とを有して構成されるクローラ式ブーム作業車の安全装置であって、前記走行体の走行指令を行う走行指令手段と、前記ブームの旋回指令を行う旋回指令手段と、前記作業装置の前記走行体に対する位置を検出する位置検出手段と、前記走行指令手段の操作により出力される走行指令に応じて前記走行体を走行させるとともに前記旋回指令手段の操作により出力される旋回指令に応じて前記ブームを旋回させる制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段が、前記走行体を旋回走行させる指令がなされたときに、この指令に基づいて前記走行体を旋回走行させたときに生じる前記作業装置の移動速度を前記位置検出手段からの検出情報を用いて算出し、この作業装置の移動速度が予め定めた基準速度を上回ると判断した場合には、前記作業装置の移動速度が前記基準速度以下になるように前記走行体の旋回走行を減速して行わせ、前記走行体を旋回走行させる指令と前記ブームを旋回させる指令とが同時になされた場合には、前記走行体の旋回走行のみを行わせることを特徴とするクローラ式ブーム作業車の安全装置。
Fターム (8件):
3F333AA08 ,  3F333AB04 ,  3F333AC01 ,  3F333CA13 ,  3F333FA05 ,  3F333FA09 ,  3F333FA20 ,  3F333FD01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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