特許
J-GLOBAL ID:200903083196099890
光学式測距装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山崎 宏
, 前田 厚司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-327510
公開番号(公開出願番号):特開2007-132848
出願日: 2005年11月11日
公開日(公表日): 2007年05月31日
要約:
【課題】背景光が強い環境下であっても高い測距精度を有する。【解決手段】差動演算部24によって、第1蓄積素子22からのAch信号と第2蓄積素子23からのBch信号との蓄積差動信号を得る。こうして、Ach信号とBch信号との差動演算を行うことによって、背景光等のノイズ成分を適宜除去して測定対象物14までの距離計算に必要な信号成分のみを抽出して蓄積することができ、上記差動演算の結果を複数回積算することによって、差動演算部24には、距離計算に十分な電荷量を蓄積することができる。したがって、例えば屋外等の背景光が非常に強い環境下においても、十分な量の信号成分から測定対象物14までの光の往復時間を検出して、高精度な距離の演算を行うことが可能になる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
繰り返し周波数を有する変調信号に同期して光を送信する送信器と、
上記送信器から送信されて測定対象物で反射された光を受信して、受信した光信号に応じた信号を出力する受信器と、
上記受信器から出力された信号を処理する信号処理部と
を備え、
上記受信器は、
受信した光信号を電気信号に変換する受光素子と、
上記受光素子からの電気信号を、少なくとも2つの径路に上記変調信号に同期した所定のタイミングで切り換えるスイッチと、
上記各径路の夫々に配置されて、上記各径路に切り換えられた電気信号を蓄積する複数の蓄積素子と
を含み、
上記信号処理部は、
上記夫々の蓄積素子に蓄積された各径路毎の電気信号の差の演算を行う演算部と、
上記演算部による演算結果に基づいて上記蓄積素子の蓄積時間を決定する蓄積時間決定部と、
上記蓄積時間決定部で決定された蓄積時間分だけ上記各蓄積素子に蓄積された電気信号の上記演算部による演算結果を用いて、上記測定対象物までの距離を判定する距離判定部と
を含むことを特徴とする光学式測距装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (13件):
5J084AA05
, 5J084AD01
, 5J084CA03
, 5J084CA12
, 5J084CA44
, 5J084CA53
, 5J084CA61
, 5J084CA69
, 5J084CA70
, 5J084CA76
, 5J084DA01
, 5J084DA08
, 5J084EA02
引用特許:
前のページに戻る