特許
J-GLOBAL ID:200903083209570074

二回流式ごみ焼却炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-077428
公開番号(公開出願番号):特開平8-247423
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 ごみ焼却炉の燃焼室内における被焼却物の燃焼効率を高め、未燃ガスを完全燃焼させてCO, NOx 等の有害ガスの発生量を低減し、排ガス中のダイオキシン類を熱分解して、その発生を抑制する。【構成】 ごみ焼却炉の燃焼室1内の煙道開口部6a付近に、燃焼排ガスをガス混合室6に導くガス流路8を形成する所定角度で傾斜する上部壁12と、燃焼室底部の火格子3に向けた所定角度で傾斜する下部壁13とからなる楔状の中間天井11が設けられており、この中間天井11によって形成されたガス流路8を通りガス混合室6において、未燃ガスと酸素を多量に含有する燃焼排ガスとを混合し、未燃ガスを完全燃焼させて、排ガス中のCOおよびNOx 量を低減し、ダイオキシン類の発生を抑制する。
請求項(抜粋):
一端側上部に被焼却物の投入口を有し、他端側上部に燃焼排ガスと未燃ガスを多量に含むガスとの混合室が接続された、その底部に火格子が設けられているごみ焼却炉の燃焼室内の、前記ガス混合室の開口部付近に、前記開口部から所定間隔をあけ下方に向けて傾斜する中間天井が配置され、前記中間天井によって前記燃焼室の上部炉壁との間に形成されたガス流路を通して、前記火格子の上流側で発生する未燃ガスを多量に含有する燃焼排ガスと、前記中間天井によって前記燃焼室の下部炉壁との間に形成されたガス通路を通して、前記火格子の下流側で発生する酸素を多量に含有する燃焼排ガスとを、前記ガス混合室において混合し、前記未燃ガスを完全燃焼させる二回流式ごみ焼却炉において、前記中間天井が、前記燃焼排ガスを前記ガス混合室に導く前記ガス流路を形成する、所定角度で傾斜する上部壁と、前記燃焼室底部の火格子に向けた、所定角度で傾斜する下部壁とからなる楔状に形成されていることを特徴とする、二回流式ごみ焼却炉。
IPC (7件):
F23G 5/00 109 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 119 ,  F23C 9/06 ZAB ,  F23C 11/00 ZAB ,  F23C 11/00 322 ,  F23M 5/06 ZAB
FI (7件):
F23G 5/00 109 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F23G 5/00 119 F ,  F23C 9/06 ZAB ,  F23C 11/00 ZAB ,  F23C 11/00 322 ,  F23M 5/06 ZAB
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ごみ焼却設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-330007   出願人:千代田化工建設株式会社

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