特許
J-GLOBAL ID:200903083231221180
原子炉容器用間隙構造物
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
西川 惠清 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-515517
公開番号(公開出願番号):特表2000-504119
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】水冷型原子炉で使用される間隙形成構造(3)は、間隙構造内の冷却効果によって炉心(1)溶融事故における原子炉容器の下部ヘッド(2)の過熱及び構造破壊を防ぎ、蓄積された炉心溶融堆積物(1)の保持を促すために発明されたものである。単一層あるいは多層の間隙構造(3)は、容器内において計器/制御ガイド管に固定したり、構造物に接続あるいは固定することにより原子炉容器の下部ヘッド(2)の内部あるいは外部のいずれかに設置できる。間隙構造(3)内部における水冷能力は、過熱及びその後の破損から原子炉容器の下部ヘッド(2)を保護する。このように、原子炉容器の下部ヘッド(2)の構造破壊を防いで重大な事故の発生を防止できる。
請求項(抜粋):
原子炉容器の下部ヘッド上に設置され、前記原子炉容器内を循環する冷却材と接触するように設置された炉心組み立て体を備える原子炉容器に使用される間隙形成及び維持構造物において、前記構造物は以下の構成を含む: 原子炉の炉心溶融事故の際、前記炉心組み立て体からの溶融炉心堆積物を収容及び保持するために前記原子炉容器の下部ヘッド近くで前記炉心組み立て体の下側に配置される凹容器;および、 原子炉の炉心溶融事故の際、前記凹容器と前記原子炉容器の下部ヘッドとの間に間隙が形成、維持され、前記原子炉容器内を循環する冷却材が前記間隙内を循環できるようにすることによって、前記溶融炉心堆積物が前記原子炉容器の下部ヘッドと直接接触することを防止し、前記凹容器によって前記溶融炉心堆積物が収容及び維持される間、前記溶融炉心堆積物から熱を除去することによって前記原子炉容器の下部ヘッドの構造が完璧に維持されるように前記原子炉容器の下部ヘッドに対して前記凹容器を離隔させ、離隔された状態を維持するための手段。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭63-259496
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特開昭57-165790
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原子炉の炉心デブリ冷却装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-236003
出願人:三菱原子力工業株式会社
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