特許
J-GLOBAL ID:200903083241616043

廃棄物の埋立構造および埋立工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-191682
公開番号(公開出願番号):特開2003-001213
出願日: 2001年06月25日
公開日(公表日): 2003年01月07日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】管理型の最終処分場に埋め立てられた廃棄物から生ずる浸出水が周囲の環境を汚染する危険性が可能な限り排除された埋立構造物および埋立工法を提供する。【解決手段】廃棄物投入用凹陥部を仕切堰堤で区切った画区毎に廃棄物を1段または上向きに複数段にわたって順次埋め立てるための埋立構造および埋立工法であって、排水路を前記凹陥部の法面に設けて、既に埋立が終わった区画の廃棄物に被せた仮設遮水シ-トの上に降って流れ込む雨水と未だ埋め立てられていない区画内に降った雨水を受けて防災調整池等に放流させ、また、埋立中の区画内に降った雨水が廃棄物と接触することによって生じた浸出水を集めて集排水設備に送って、水処理設備で処理して生じた処理水を天日蒸発設備に送ってそれの水分を蒸発させるとともに、処理水中の非蒸発成分を砂等の濾材に吸着させる。
請求項(抜粋):
廃棄物を埋め立てる管理型の最終処分場の廃棄物投入用凹陥部の中を遮水シ-トで覆われた仕切堰堤で区切ることによって作られた各埋立区画毎に廃棄物を1段または上向きに複数段にわたって順次埋め立てるための埋立構造であって、前記凹陥部の法面には、前記凹陥部内で雨水を受けて前記法面上で横方向に流下させるための導水勾配を有する排水路が前記仕切堰堤の高さに応じて定まる埋立廃棄物の埋立高さに見合う高さに形成され、埋め立てが済んだ埋立区画の埋立廃棄物の上には、その埋立廃棄物毎に覆土および仮設遮水シ-トが敷設され、そしてこの敷設された仮設遮水シ-トの上に更に廃棄物が埋め立てられる場合には、その埋立に先立って前記敷設された仮設遮水シ-トが除去され、また、前記凹陥部の遮水工が施された地盤上には、廃棄物と雨水との接触によって生ずる浸出水と、廃棄物とは接触しない雨水とを分けてそれぞれ集排水設備に送るための集水管が設けられ、前記凹陥部の外部には、前記の集められた浸出水を処理するための水処理設備、この水処理設備によって処理された処理水を蒸発させるための天日蒸発設備および強制蒸発設備が設けられ、そして埋立完了後の廃棄物上にはキャピラリ-バリヤ-が被覆されることを特徴とする、前記埋立構造。
IPC (3件):
B09B 1/00 ZAB ,  C02F 1/14 ,  C02F 1/00
FI (4件):
B09B 1/00 ZAB A ,  C02F 1/14 Z ,  C02F 1/00 M ,  C02F 1/00 X
Fターム (8件):
4D004AA46 ,  4D004BB04 ,  4D004BB05 ,  4D004BB07 ,  4D034AA11 ,  4D034BA01 ,  4D034CA18 ,  4D034DA01
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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