特許
J-GLOBAL ID:200903083244582875
熱電変換素子及び熱電変換モジュール
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-336809
公開番号(公開出願番号):特開2006-049796
出願日: 2004年11月22日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】熱電発電を実現するために必要な高い変換効率を有し、且つ熱的安定性、化学的耐久性等に優れた熱電変換素子及び熱電変換モジュールを提供する。【解決手段】導電性基板と、該基板上に導電性熱的緩衝材を介して形成された特定のp型熱電変換材料と、該基板上に導電性熱的緩衝材を介して形成された特定のn型熱電変換材料とを含み、該導電性熱的緩衝材が、接合対象の熱電変換材料と基板との間の熱膨張率を有する導電性材料からなるものである、熱電変換素子。【選択図】図1
請求項(抜粋):
導電性基板と、該基板上に導電性熱的緩衝材を介して形成されたp型熱電変換材料と、該基板上に導電性熱的緩衝材を介して形成されたn型熱電変換材料とを含み、下記(i)〜(iii)の条件を満足することを特徴とする熱電変換素子:
(i)p型熱電変換材料が、一般式:CaaA1bCocA2dOe (式中、A1は、 Na、K、Li、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Pb、Sr、Ba、Al、Bi、Yおよびランタノイドからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、A2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、2.2≦a
≦3.6;0≦b≦0.8;2.0≦c≦4.5;0≦d≦2.0;8≦e≦10である。)で表される複合酸化物、及び一般式:BifPbgM1hCoiM2jOk(式中、M1は、Na、K、Li、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Zn、Pb、Ca、Sr、Ba、Al、Yおよびランタノイドからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、M2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Ni、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、1
.8≦f≦2.2;0≦g≦0.4;1.8≦h≦2.2;1.6≦i≦2.2;0≦j≦0.5;8≦k≦10である。)で表される複合酸化物からなる群から選ばれた少なくとも一種の複合酸化物からなるものであり、
(ii)n型熱電変換材料が、一般式:LnmR1nNipR2qOr(式中、Lnはランタノイ
ドから選択される一種又は二種以上の元素であり、R1は、Na、K、Sr、Ca及びBiからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、R2は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、0.5≦m
≦1.7;0≦n≦0.5;0.5≦p≦1.2;0≦q≦0.5;2.7≦r≦3.3である。)で表される複合酸化物、及び一般式:(LnsR3t)2NiuR4vOw(式中、Lnはランタノイドから選択される一種又は二種以上の元素であり、R3は、Na、K、Sr、Ca及びBiからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であり、R4は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Cu、Mo、W、Nb及びTaからなる群から選択される一種又は二種以上の元素であ
り、0.5≦s≦1.2;0≦t≦0.5;0.5≦u≦1.2;0≦v≦0.5;3.6≦w≦4.4である。)で表される複合酸化物からなる群から選ばれた少なくとも一種の複合酸化物からなるものであり、
(iii)導電性熱的緩衝材が、接合対象の熱電変換材料と基板との間の熱膨張率を有する
導電性材料からなるものである。
IPC (5件):
H01L 35/22
, H01L 35/30
, H01L 35/32
, H01L 35/34
, H02N 11/00
FI (5件):
H01L35/22
, H01L35/30
, H01L35/32 A
, H01L35/34
, H02N11/00 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
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n型熱電特性を有する複合酸化物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-080258
出願人:独立行政法人産業技術総合研究所
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熱電モジュール
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-164618
出願人:株式会社小松製作所
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特開昭63-172478
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