特許
J-GLOBAL ID:200903083246484773

定着用加熱ローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315445
公開番号(公開出願番号):特開平10-142991
出願日: 1996年11月11日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 記録媒体に付着したトナーを加熱して定着させる従来の定着用加熱ローラでは、ローラ本体の内周面に固定されるシート状の抵抗発熱部材の各電極部の周方向1箇所が不連続であるため、ブラシ電極と接触する際に受ける接触力が非常に大きくなり、ブラシ電極と滑らかに摺接しないので摩耗し易く、また、ブラシ電極との接触不良が一時的に生じ、電気的なノイズが発生する。【解決手段】 電極部14のローラ本体5の軸心方向幅はWdに形成され、第1,第2端部20,21の端縁20a,21aの隙間26の周方向幅はWgに形成され、接続部25のローラ本体5の内周面の周方向に対する傾斜角はθ(例えば約50度)に形成され、また、電極部14に接触させられるブラシ電極36の周方向幅はWbに形成され、これらWb,Wd,θ,Wgにおいて、(Wb+Wd/tan θ)≧Wgを充足するように構成した。
請求項(抜粋):
円筒状のローラ本体と、このローラ本体の内周面に接触状に配設された絶縁膜材と、この絶縁膜材の内周面に固着された箔膜状の抵抗発熱体とを備え、抵抗発熱体に通電して発熱させ、記録媒体に付着したトナーを加熱して定着させる定着用加熱ローラにおいて、前記抵抗発熱体は、所定の蛇行パターンで蛇行する帯状の発熱部と、その発熱部に一体的に形成されたほぼ環状の複数の電極部とを備え、前記各電極部の周方向の1箇所に形成された不連続的な接続部は、ローラ本体の内周面の周方向に対して90度未満の傾斜角をなすように形成されたことを特徴とする定着用加熱ローラ。
IPC (4件):
G03G 15/20 103 ,  H05B 3/00 330 ,  H05B 3/00 335 ,  H05B 3/02
FI (4件):
G03G 15/20 103 ,  H05B 3/00 330 Z ,  H05B 3/00 335 ,  H05B 3/02 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 定着用加熱ローラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-049012   出願人:ブラザー工業株式会社

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