特許
J-GLOBAL ID:200903083251514338

複合酸化物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 石田 敬 ,  鶴田 準一 ,  福本 積 ,  西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-146485
公開番号(公開出願番号):特開2004-345920
出願日: 2003年05月23日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】高温において焼成後も、特性劣化の少ない複合酸化物を提供する。【解決手段】加水分解することにより水酸化物を形成する第1の金属元素の化合物を有機溶媒に溶解した溶液と、有機溶媒中に界面活性剤が形成する逆ミセルの内部の水相に第2以降の金属元素のイオンを含むエマルションとを混合し、この逆ミセルの界面において第1の金属元素の化合物を加水分解させるとともに第2以降の金属元素を取り込ませ、重縮合させて複合酸化物の前駆体の一次粒子を形成し、この一次粒子を含む系において一次粒子を凝集させて二次粒子を形成し、さらにこの二次粒子を凝集させることを含む多孔質複合酸化物の製造方法において、この加水分解時に上記逆ミセル間の距離を十分に保ち、二次粒子間に十分な大きさの細孔を形成するように、逆ミセル外の有機相の体積を逆ミセル内の水相の体積及び界面活性剤の体積に対し大きくし、さらに逆ミセルの界面における一次粒子の形成時において二次粒子の大きさを決定するためのpH調整を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
加水分解することにより水酸化物を形成する第1の金属元素の化合物を有機溶媒に溶解した溶液と、有機溶媒中に界面活性剤が形成する逆ミセルの内部の水相に第2以降の金属元素のイオンを含むエマルションとを混合し、 この逆ミセルの界面において第1の金属元素の化合物を加水分解させるとともに第2以降の金属元素を取り込ませ、 重縮合させて複合酸化物の前駆体の一次粒子を形成し、 この一次粒子を含む系において一次粒子を凝集させて二次粒子を形成し、 さらにこの二次粒子を凝集させることを含み、 この加水分解時に上記逆ミセル間の距離を十分に保ち、二次粒子間に十分な大きさの細孔を形成するように、逆ミセル外の有機相の体積を逆ミセル内の水相の体積及び界面活性剤の体積に対し大きくし、さらに 逆ミセルの界面における一次粒子の形成時において二次粒子の大きさを決定するためのpH調整を行うことを特徴とする多孔質複合酸化物の製造方法。
IPC (2件):
C01B13/32 ,  C01G25/00
FI (2件):
C01B13/32 ,  C01G25/00
Fターム (15件):
4G042DA02 ,  4G042DB11 ,  4G042DB12 ,  4G042DB23 ,  4G042DB24 ,  4G042DC03 ,  4G042DE06 ,  4G042DE07 ,  4G042DE09 ,  4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AC08 ,  4G048AD03 ,  4G048AE07 ,  4G048AE08
引用特許:
審査官引用 (8件)
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