特許
J-GLOBAL ID:200903083260467555

指挟み防止機能を有する扉構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 太田 明男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-144526
公開番号(公開出願番号):特開平10-317788
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 扉の開閉における指挟み事故を確実に防止することができ、安全性を高めることができる扉構造を提供する。【解決手段】 垂直枢軸24の回転中心O2 を、扉15の一側縁部15aの端面15bの形状である半円形形状の中心O1 から前方及び内側に偏心させたことによって、閉扉状態から開扉状態にいたる全ての回転位置において、前面形成壁16aの内側端16bと扉15の一側縁部15aの前面との間の間隙g及び段部形成壁18aの内側端と扉15の一側縁部15aの裏面との間の間隙eを可及的に小さくでき、幼児等が誤って間隙g,eに指Fを挟むのを確実に防止できる。
請求項(抜粋):
扉枠の少なくとも一方の縦枠の断面形状を、該扉枠の前面と略面一状態をなす前面形成壁と、該前面形成壁の内側端から後方に向けて伸延する第1の後方伸延壁と、該第1の後方伸延壁の後端から内側に向けて前記前面形成壁と平行に伸延する段部形成壁と、該段部形成壁の内側端から後方に向けて伸延する第2の後方伸延壁と、該第2の後方伸延壁から外側に向けて前記前面形成壁と平行に伸延する後面形成壁とからなるコ字状断面に形成し、前記段部形成壁の前方に形成される矩形空間内に該矩形空間の奥行と略等しい厚みを有する扉の一側縁部を配設すると共に該一側縁部の端面を平面視で半円形形状とし、かつ、該一側縁部を、閉扉状態で、前記半円形形状の中心より前方に偏心させた位置に回転中心を有する垂直枢軸によって前記一方の縦枠に前後方向に旋回自在に枢支連結し、さらに、前記前面形成壁の内側端を内側に向けて伸延させ、該前面形成壁と前記扉の一側側縁部の前面との間に形成される間隙を可及的に小さくしたことを特徴とする指挟み防止機能を有する扉構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 開き戸
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-330325   出願人:三和シヤッター工業株式会社
  • ドアーの吊設装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-171644   出願人:小橋榮子

前のページに戻る