特許
J-GLOBAL ID:200903083302702614

パケット転送制御装置及びそのスケジューリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-267673
公開番号(公開出願番号):特開2000-101637
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】 パケットを格納する複数のキューを備えたマルチキュー構成のパケット転送制御装置及びそのスケジューリング方法に関し、最優先に転送するパケットを選択するための計算量を大幅に削減し、高速パケット転送処理を可能にする。【解決手段】 スケジューラ1-1は、各フロー対応のN個のキュー(Q1 〜QN )1-2の先頭パケットに対して、転送終了予定時刻の最も早い先頭パケットを選択して転送する処理を行うとき、バックログキューの予約バンド幅全体の変動に対する転送終了予定時刻の相対的な順位変動の依存性の低い先頭パケット同士をクラスタ化し、該クラスタC1 〜CM 内で転送終了予定時刻の最も早い第1順位パケットを保持し、転送出力時に、過去に計算した各クラスタ内の出力優先順位をそのまま再利用し、クラスタ間において、各クラスタの第1順位パケットのみに対して転送終了予定時刻の計算を行なって、その最も早いパケットを最優先パケットとして選出する。
請求項(抜粋):
予め個々に定められた予約バンド幅が割り当てられる複数のキューに格納されたパケットに対して、各キューの先頭パケットに、転送終了予定時刻の早い順に転送順序の重み付けを行うとともに、転送すべきパケットが格納されたアクティブキューの全てに、リソ-ス(バンド幅)を割り当てて転送制御を行うスケジューラを少なくとも1つ備えたパケット転送制御装置において、前記スケジューラは、各キューの先頭パケットのパケット長と前記予約バンド幅との比(以下、リソース占有予定時間という。)に応じて、各キューの先頭パケットをクラスタに分けるクラスタ分け手段と、前記クラスタ内のパケットのうちで転送終了予定時刻の最も早いパケットを第1順位パケットとして、各クラスタ毎に保持するクラスタ管理手段と、前記クラスタ内にパケットの削除又は追加があったときに、該クラスタに対して転送終了予定時刻の最も早いパケットを第1順位パケットとして選出し、前記クラスタ管理手段に保持させるクラスタ内選択手段と、前記各クラスタの第1順位パケットの中から、転送終了予定時刻の最も早いパケットを最優先転送パケットとして選出するクラスタ間選択手段とを備えたことを特徴とするパケット転送制御装置。
Fターム (7件):
5K030GA01 ,  5K030GA08 ,  5K030HA08 ,  5K030KA02 ,  5K030LC09 ,  5K030MB11 ,  5K030MB13
引用特許:
出願人引用 (2件)

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