特許
J-GLOBAL ID:200903083356759182
車両用灯具ユニット
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森山 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-068592
公開番号(公開出願番号):特開2007-250233
出願日: 2006年03月14日
公開日(公表日): 2007年09月27日
要約:
【課題】光源からの光をその近傍に配置された透光部材で制御するように構成された車両用灯具ユニットにおいて、出射光制御を精度良く行えるようにした上で、製造コストを低く抑えるとともに光源からの光に対する光束利用率を高める。【解決手段】透光部材14に入射した発光チップ12aからの光を、その反射面14bの全領域において、その後方に位置する所定点Bからの発散光として、全反射により内面反射させる構成とする。これを実現するため、仮に反射面14bの断面形状をすべて双曲線Hで形成した場合において、光反射角が透光部材14の臨界角以下となる領域14bBを、光反射角が上記臨界角よりも大きい反射角設定値となるよう生成した第1自由曲線C1で形成する。また、透光部材14の入射面14aの一部を、第1自由曲線C1への光入射角が上記反射角設定値と等しくなるように生成した第2自由曲面領域14aBで形成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
灯具ユニット前後方向に延びる光軸上に配置された光源と、この光源の近傍に配置され、該光源からの光を入射させる入射面とこの入射面から入射した光を前方へ向けて内面反射させる反射面とこの反射面で内面反射した光を前方へ出射させる出射面とを有する透光部材と、を備えてなる車両用灯具ユニットにおいて、
上記透光部材の反射面が、上記光軸を含む所定平面内において、該透光部材に入射した上記光源からの光を、該透光部材の後方に位置する所定点からの発散光として内面反射させるように構成されており、
上記透光部材の反射面における上記所定平面に沿った断面形状が、上記光源の発光中心近傍の点を第1焦点とするとともに上記所定点を第2焦点とする1対の双曲線における第1焦点側の双曲線と、この双曲線に繋がる第1自由曲線とで形成されており、
上記第1自由曲線が、仮に上記断面形状をすべて上記双曲線で形成した場合において、上記所定点と上記双曲線上の各点とを結ぶ直線と該点における上記双曲線の法線とのなす角度が上記透光部材の臨界角以下となる領域に、上記角度に対応する角度が上記臨界角よりも大きい所定の反射角設定値となるように生成した曲線で構成されており、
上記透光部材の入射面における上記所定平面に沿った断面形状が、上記第1焦点と上記双曲線上の各点とを結ぶ直線が該入射面と交差する領域については、上記第1焦点を中心とする円弧で形成されるとともに、上記第1焦点と上記第1自由曲線上の各点とを結ぶ直線が該入射面と交差する領域については、上記光源からの光が上記第1自由曲線上の各点に対して上記反射角設定値と等しい入射角で入射するように生成した第2自由曲線で形成されている、ことを特徴とする車両用灯具ユニット。
IPC (4件):
F21S 8/10
, F21V 7/00
, F21V 17/00
, F21V 5/00
FI (3件):
F21M3/02 E
, F21M3/02 R
, F21Q1/00 G
Fターム (16件):
3K042BB04
, 3K042BB05
, 3K042BC01
, 3K042BE08
, 3K080AB01
, 3K080BA07
, 3K080BB02
, 3K080BC02
, 3K243BB04
, 3K243BB05
, 3K243BC01
, 3K243BE08
, 3K243DB01
, 3K243EA07
, 3K243EB02
, 3K243EC02
引用特許:
出願人引用 (1件)
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車両用灯具ユニット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-426714
出願人:株式会社小糸製作所
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