特許
J-GLOBAL ID:200903083384671940

エンジンの触媒劣化判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216811
公開番号(公開出願番号):特開平10-047141
出願日: 1996年07月29日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 コストアップを抑えつつ微小な触媒劣化を正確に検出できるようにする。また、触媒劣化判定と同時に空燃比フィードバック制御を行って劣化判定中の排気ガス悪化を防止する。【解決手段】 空燃比フィードバック制御にディザを加えたとき、正常レベルの触媒では触媒下流のセンサ出力が触媒上流の空燃比変動の変動周波数にして例えば1.0Hzでリーン側に変動し始め、0.5Hz以下で大きく変動する場合に、劣化レベルの触媒では変動周波数3.0Hz、変動幅±1.0(A/F)程度で触媒下流のセンサ出力がリーン側に変動し始め、2.0Hz以下では下流側センサ出力がリーン側に大きく変動することに着目し、触媒上流の空燃比変動の変動周波数の設定を変える(上の例では2.0Hzとする)ことによって、触媒の微小な劣化でも正確に判定できるようにする。
請求項(抜粋):
エンジンの排気系に配置された排気浄化用触媒の劣化を判定する触媒劣化判定装置であって、燃焼室に供給する混合気の空燃比に周期的な変動を与える空燃比変動制御手段と、前記触媒の酸素吸蔵容量に関連した状態量を検出する状態量検出手段と、前記空燃比変動制御手段による空燃比変動の特性値の変化に応じた前記状態量の変化特性に基づいて、前記状態量が一定レベルを越えた変化を示す時の前記空燃比変動の特性値を判定時変動特性値として設定するとともに、前記一定レベルに応じた判定しきい値を設定する判定条件設定手段と、前記空燃比変動制御手段により空燃比に前記判定時変動特性値による変動を与えた時の前記状態量検出手段の出力を前記判定しきい値と比較することによって触媒劣化判定を行う劣化判定手段を備えたことを特徴とするエンジンの触媒劣化判定装置。
IPC (2件):
F02D 41/22 305 ,  F02D 41/14 310
FI (2件):
F02D 41/22 305 A ,  F02D 41/14 310 K
引用特許:
審査官引用 (3件)

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