特許
J-GLOBAL ID:200903089522802081

触媒の劣化状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253890
公開番号(公開出願番号):特開平7-103039
出願日: 1993年10月12日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 触媒の劣化状態を数量的な情報として得て空燃比制御への応用範囲を拡大し、かつ、劣化状態を直接的に検出して信頼性の高い検出結果を得る。【構成】 ディザ振幅λDZA 及びディザ周期TDZA を劣化検出補正量β,γにより順次増大補正して、それによりO2 センサの出力電圧VOX2から求めた偏差ΔVOX2が変動判定値χ以上となったとき、その時点の劣化検出補正量β,γに基づいて三元触媒の劣化状態を判定する。よって、三元触媒の劣化状態が数量的な情報として得られるとともに、三元触媒を実際に飽和状態に至らせるため、劣化状態を直接的に判定可能である。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気経路の触媒の上流側に設けられ、触媒に導入される排気ガスの空燃比を検出する上流側空燃比検出手段と、前記排気経路の触媒の下流側に設けられ、触媒を通過した排気ガスの空燃比を検出する下流側空燃比検出手段と、前記上流側空燃比検出手段の検出結果に基づいて燃料噴射弁の噴射量を制御し、前記触媒に導入される排気ガスの空燃比を所定空燃比を中心として所定の振幅及び周期で連続的に変動させる空燃比制御手段と、予め設定された時期に、前記空燃比制御手段にて変動制御される空燃比の振幅と周期との少なくとも一方を増大補正する増大制御手段と、前記増大制御手段にて空燃比の振幅と周期との少なくとも一方が増大補正されたにも拘わらず、前記下流側空燃比検出手段にて検出された空燃比が変動しなかったときに、増大制御手段による振幅と周期との少なくとも一方の増大幅を増やすとともに、下流側空燃比検出手段にて検出された空燃比が変動したときに、その時点の振幅及び周期に基づいて触媒の劣化状態を判定する劣化状態判定手段とを具備することを特徴とする触媒の劣化状態検出装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 310 ,  F01N 3/20 ZAB
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • 触媒状態判別方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-065831   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • 特開平4-232358
  • 内燃機関の触媒劣化検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-264312   出願人:三菱電機株式会社
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