特許
J-GLOBAL ID:200903083390375970

構造物の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-163265
公開番号(公開出願番号):特開2002-357001
出願日: 2001年05月30日
公開日(公表日): 2002年12月13日
要約:
【要約】【課題】 接着された複数枚の強化繊維シートの端部をずらすことにより端部応力集中を著しく低減することのできる緊張接着工法に基づくコンクリート構造物の補強を、極めて作業性良く実施することのできる、コンクリート構造物或いは鋼構造物のような構造物の補強方法を提供する。【解決手段】 樹脂含浸又は樹脂未含浸の強化繊維シート1を長手方向に引っ張り、強化繊維シート1に緊張力を導入した状態で構造物100の被補強表面101に接着する構造物の補強方法において、構造物100に対する各強化繊維シート1の長手方向接着長さが、構造物表面最内層から最外層へと行くに従ってより短くなるように、積層された各強化繊維シート1の両端位置に且つ各強化繊維シート1の間に、積層された各強化繊維シート同士の接着を防止する剥離シート11を配置する。
請求項(抜粋):
樹脂含浸又は樹脂未含浸の強化繊維シートを長手方向に引っ張り、強化繊維シートに緊張力を導入した状態で構造物の被補強表面に接着する構造物の補強方法において、(a)構造物の被補強表面に適合するように強化繊維シートを複数枚長手方向に整列して積層する工程、(b)構造物に対する各強化繊維シートの長手方向接着長さが、構造物表面最内層から最外層へと行くに従ってより短くなるように、前記積層された各強化繊維シートの両端位置に且つ各強化繊維シートの間に、積層された前記各強化繊維シート同士の接着を防止する剥離シートを配置する工程、及び(c)前記積層された各強化繊維シートを一括して長手方向に引っ張り、強化繊維シートに緊張力を導入した状態で、前記強化繊維シートを構造物の表面に、及び各強化繊維シート同士を接着剤にて接着する工程、を有し、前記構造物に接着された複数層をなす強化繊維シートの両端部が構造物表面最内層から最外層へと向かって段状となるようにしたことを特徴とする構造物の補強方法。
IPC (2件):
E04G 23/02 ,  E01D 21/00
FI (2件):
E04G 23/02 D ,  E01D 21/00
Fターム (10件):
2D059AA05 ,  2D059AA14 ,  2D059AA16 ,  2D059GG01 ,  2D059GG02 ,  2D059GG40 ,  2D059GG55 ,  2E176AA01 ,  2E176AA07 ,  2E176BB29
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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