特許
J-GLOBAL ID:200903083426533365

低温プローブ及びそれを用いた核磁気共鳴分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 勝男 ,  田中 恭助 ,  佐々木 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-012545
公開番号(公開出願番号):特開2006-201018
出願日: 2005年01月20日
公開日(公表日): 2006年08月03日
要約:
【課題】超高感度NMR装置において、極低温プローブコイルの温度の安定性を高める。【解決手段】高感度NMR装置の低温プローブを冷却装置により極低温に構成する。コンプレッサ1から出た室温(300K)の冷媒が向流熱交換器2より70Kに冷却され、次に2台のGM冷凍機3,4が直列接続されている第1ステージ5,6の直列で30K以下に、更に第2ステージ7,8の直列で4K以下に冷却される。更に、この冷媒はトランスファーチューブ9を経由して低温プローブ15に入り、熱交換部10でプローブコイル11を5〜10Kに冷却し、さらに輻射シールド13を40〜60Kに冷却し、向流熱交換器2を経て一巡する。高い温度安定性を持った冷却装置により、低温プローブの受信プローブコイルに高い温度安定性を与えることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
送信コイル及び受信コイルまたは送受信コイルを有し、NMR装置に用いる低温プローブであって、 コンプレッサーからの室温の冷媒を一方側で70K以下に冷却する対向熱交換器と、第1の冷却ステージが30K以下、第2の冷却ステージが4K以下に冷却可能な2つの冷却ステージを持つ冷凍機を少なくとも2台直列接続して前記対向熱交換器からの冷媒を冷却する冷却装置と、前記冷却装置からの冷媒と前記受信コイルまたは前記送受信コイルとの熱交換を行う第1の熱交換部を有するプローブ部と、前記プローブ部からの冷媒を前記対向熱交換器の他方側に流入して循環構成とすることを特徴とするNMR用低温プローブ。
IPC (2件):
G01R 33/32 ,  G01R 33/36
FI (2件):
G01N24/04 510G ,  G01N24/04 530A
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (9件)
  • 冷却プローブヘッドを有するNMR測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-151927   出願人:スペクトロシュピンアー・ゲー
  • 高温超伝導機械のための冷却システム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-552034   出願人:アメリカンスーパーコンダクターコーポレイション
  • 特開平4-230880
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