特許
J-GLOBAL ID:200903083447410530

流量制御弁及びそれを用いた温水式暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-324960
公開番号(公開出願番号):特開平8-178093
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 エンジン回転数の変動による熱交換器温水流量の変化を吸収するための定差圧弁(圧力応動弁)6のスプリング使用範囲(撓み量)を減少させる。【構成】 エンジン1からの温水が流入する温水入口パイプ19の開口面積を、流量制御弁4の弁体17に設けた制御流路17aの第1絞り部A1で絞るとともに、暖房用熱交換器3の入口側に連通する温水出口パイプ20の開口面積を、弁体17に設けた制御流路17bの第2絞り部A2で絞り、さらにこの両制御流路17a、17bの中間部アを第3絞り部A3によりバイパス回路5に連通する。そして、第1、第2絞り部A1、A2を流量の増加とともに流量係数が減少する形状に構成し、第3の絞り部A3を、流量が増加しても流量係数が略一定に維持される形状に構成することにより、熱交換器温水流量の変化を減少できる。
請求項(抜粋):
温水供給源から暖房用熱交換器に供給される温水流量を制御するための流量制御弁であって、弁ハウジングと、この弁ハウジングに設けられ、この弁ハウジング内に温水を流入させる温水入口と、前記弁ハウジングに設けられ、前記弁ハウジングから温水を流出させる温水出口と、前記弁ハウジングに設けられ、前記暖房用熱交換器のバイパス回路に連通するバイパス用開口と、前記弁ハウジング内に作動可能に設置され、前記温水入口、前記温水出口及び前記バイパス用開口の開口面積を調整する制御流路を有する弁体とを備え、前記温水入口と前記弁体の制御流路の入口側とで形成される第1の絞り部、および前記温水出口と前記弁体の制御流路の出口側とで形成される第2の絞り部を、流量の増加とともに流量係数が減少する形状に構成し、前記バイパス用開口と、前記弁体の制御流路の出口側とで形成される第3の絞り部を、流量が増加しても流量係数が略一定に維持される形状に構成し、前記第1の絞り部および前記第2の絞り部を通して、前記暖房用熱交換器に温水を供給するようにしたことを特徴とする温水式暖房装置用流量制御弁。
IPC (3件):
F16K 5/04 ,  B60H 1/08 ,  F16K 11/07
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る