特許

J-GLOBAL ID：200903083490229076

ICカードおよびそれを用いた暗号通信システム

発明者： 高木 伸哉 ,  梅原 紀夫
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 滝本 智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-324942
公開番号（公開出願番号）：特開平10-171717
出願日： 1996年12月05日
公開日（公表日）： 1998年06月26日
要約：

【要約】【課題】 ホストコンピュータと端末間で通信される暗号化データを盗聴され、かつ暗号鍵を管理するICカードが盗まれても安全な暗号通信システムを提供する。【解決手段】 ホストコンピュータ1は現在のマスタ鍵Mによって新しいマスタ鍵Nを暗号化しICカード3に送る。ホストコンピュータ1とICカード3は、マスタ鍵によりセッション鍵を暗号化して配送する毎に,自身のマスタ鍵Mを新しいマスタ鍵Nに更新する。これにより,セッション鍵およびそれによって暗号化された秘密情報の解読を防ぐことができる。

請求項（抜粋）：

暗号通信に用いるマスタ鍵Nもしくはセッション鍵を暗号化、復号化するためのマスタ鍵Mを格納するICカードマスタ鍵格納部と、外部から受信した暗号化されたマスタ鍵Nデータを復号化して、マスタ鍵Nを復元するマスタ鍵復元手段と、現在のマスタ鍵Mもしくはマスタ鍵Nを用いて外部から受信した暗号化されたセッション鍵データを復号化して、暗号通信を行う度にランダムに生成されるセッション鍵を復元するセッション鍵復元手段と、前記マスタ鍵復元手段からの出力を受け、前記ICカードマスタ鍵格納部に格納されている現在のマスタ鍵Mをマスタ鍵Nに更新するICカードマスタ鍵更新手段とを備えたことを特徴とするICカード。

IPC (4件)：

G06F 12/14 320 ,  G06K 17/00 ,  H04L 9/08 ,  H04L 9/10

FI (6件)：

G06F 12/14 320 B ,  G06K 17/00 E ,  H04L 9/00 601 A ,  H04L 9/00 601 B ,  H04L 9/00 601 E ,  H04L 9/00 621 A

引用特許：

審査官引用 (2件)

• グループ暗号通信方法およびグループ暗号通信システム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-154733   出願人：株式会社日立製作所, 日立中部ソフトウェア株式会社
• ネットワーク管理のセキュリティシステム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-122326   出願人：川崎製鉄株式会社