特許
J-GLOBAL ID:200903083603888934

電界放出型冷陰極の駆動方法および駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-147454
公開番号(公開出願番号):特開平9-330055
出願日: 1996年06月10日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 初期電子放出過程におけるエミッタの活性化を加速させ、ゲート電圧印加直後から安定な高放出電流を発生させる。【解決手段】 エミッタチップ4に対して所望の電子放出を行う直前に高ゲート電圧を第1のゲート電圧駆動回路5で印加し、エミッタの活性化を加速させ、その後、エミッタチップ4に対して正極のバイアスをゲート層1に第2のゲート電圧駆動回路6で印加し、電界放出により所望の電子を放出させる。これにより、ゲート電圧印加に追随して安定な高エミッション電流を瞬時に発生することが可能となる。
請求項(抜粋):
電界放出型冷陰極を駆動する電界放出型冷陰極の駆動方法であって、電界放出型冷陰極は、導電層上に絶縁層を介してゲート層を有し、ゲート層及び絶縁層の開口部内には、先鋭化されたエミッタチップを有し、エミッタチップ及び導電層に対して正極の電圧がゲート層に電界放出が生じる程度印加され、エミッタチップ先端部から開口部を通して真空中に電子を放出するものであり、エミッタチップから所望の電子放出を行う直前に、最大使用ゲート電圧以上で絶縁層の絶縁耐圧以下の高ゲート電圧を印加し、エミッタチップ先端を活性化させた後に電子放出を行うことを特徴とする電界放出型冷陰極の駆動方法。
IPC (3件):
G09G 3/22 ,  H01J 1/30 ,  H01J 9/44
FI (3件):
G09G 3/22 ,  H01J 1/30 B ,  H01J 9/44 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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