特許

J-GLOBAL ID：200903083614236394

伸線加工性に優れた線状または棒状鋼、及びその製造方法、並びに軸受部品

発明者： 村上 俊夫 ,  難波 茂信 ,  外山 雅雄 ,  小泉 富士雄 ,  小椋 大輔 ,  下津佐 正貴
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (2件)： 小谷 悦司 ,  植木 久一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-093921
公開番号（公開出願番号）：特開2004-300497
出願日： 2003年03月31日
公開日（公表日）： 2004年10月28日
要約：

【課題】伸線前に高温・長時間の球状化焼鈍をしなくとも、簡便な熱処理を施すことにより、伸線加工性に適した低強度・高延性を備えた鋼を効率よく製造することのできる方法、上記方法によって得られる低強度・高延性を備えた鋼、及び当該鋼を用いて得られる軸受部品を提供する。【解決手段】鋼中成分が、質量%で、C :0.8〜1.3%、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.2〜1.0%、Cr:0.8〜2.0%、残部Feおよび不可避不純物であって、フェライトの平均粒径は1〜15μmであり、且つ、セメンタイトのうち、アスペクト比が5以上の板状セメンタイトの面積比率は10〜90%を満足する引張強度が1100MPa以下の線状または棒状鋼である。

請求項（抜粋）：

鋼中成分が、質量%で(以下、同じ) C :0.8〜1.3%、 Si:0.1〜1.0%、 Mn:0.2〜1.0%、 Cr:0.8〜2.0%、 残部Feおよび不可避不純物であって、 フェライトの平均粒径は1〜15μmであり、且つ、 セメンタイトのうち、アスペクト比が5以上のセメンタイトの面積比率は10〜90%であることを特徴とする引張強度が1100MPa以下の伸線加工性に優れた線状または棒状鋼。

IPC (5件)：

C22C38/00 ,  C21D8/06 ,  C21D9/00 ,  C21D9/40 ,  C22C38/18

FI (5件)：

C22C38/00 301Y ,  C21D8/06 A ,  C21D9/00 H ,  C21D9/40 A ,  C22C38/18

Fターム (21件)：

4K032AA06 ,  4K032AA07 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA16 ,  4K032AA31 ,  4K032BA02 ,  4K032CC02 ,  4K032CC03 ,  4K032CD01 ,  4K032CD02 ,  4K032CF02 ,  4K032CF03 ,  4K042AA22 ,  4K042BA05 ,  4K042BA13 ,  4K042CA06 ,  4K042DA02 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC05

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 圧延鋼材の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-134926   出願人：大同特殊鋼株式会社

引用文献：

審査官引用 (1件)

• JISハンドブック 鉄鋼I, 19980424, p.702、1013-1014