特許
J-GLOBAL ID：200903083618421714

アンチスキッド制御装置

発明者：
東又 章

東又 章 について


出願人/特許権者：
日産自動車株式会社

日産自動車株式会社 について


代理人 (1件)： 森 哲也 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-284084
公開番号（公開出願番号）：特開平10-129451
出願日： 1996年10月25日
公開日（公表日）： 1998年05月19日
要約：
【要約】【課題】増圧のタイミングを適切化することにより、制動距離の確保とアンチスキッド制御の早期終了防止とを可能とする。【解決手段】低μでは車体速度VX から車輪速Vwi を減じてスリップ量SLOとし、このスリップ量SLOが所定値SLO0 (=5km/h) 以上又は車輪速Vwi が目標車輪速Vw* 以上で、且つ車輪加減速度V'wi が高所定値V'wLO1 (=8G)以上又は低所定値V'wLO2 (0.2G)以下で増圧を許可し、高μでは目標車輪速Vw* から車輪速Vwi を減じてスリップ量SHiとし、このスリップ量SHiが高所定値SHi1 (=8km/h) 以上且つ車輪加減速度V'wi が高所定値V'wHi1 (=6G)以上、又は当該スリップ量SHiが低所定値SHi2 (=0km/h) 以上且つ車輪加減速度V'wi が低所定値V'wHi2 (=5G)以上又は前記低所定値V'wLO2 (0.2G)以下となったときに増圧を許可する(FARW-Z-i =1)。
請求項（抜粋）：
複数の車輪の速度を検出する車輪速度検出手段と、該車輪速度検出手段の車輪速度検出値から車輪加減速度を算出する車輪加減速度算出手段と、少なくとも前記車輪速度検出手段の車輪速度に基づいて車体速度を算出する車体速度算出手段と、前記車輪速度検出手段の車輪速度検出値及び前記車輪加減速度算出手段の車輪加減速度算出値及び前記推定車体速度算出手段の車体速度算出値に基づいて各車輪に配設された制動用シリンダの流体圧を少なくとも減圧及び保持及び増圧状態の何れかに制御する制動圧制御手段とを備えたアンチスキッド制御装置において、前記制動圧制御手段は、前記車体速度算出手段の車体速度算出値及び車輪速度検出手段の車輪速度検出値に基づいて車輪のスリップ量を算出するスリップ量算出手段と、前記スリップ量算出手段のスリップ量算出値の絶対値が設定値を下回り、且つ前記車輪加減速度算出手段の車輪加減速度算出値が第1の設定値を上回るか、又は当該車輪加減速度算出値が第2の設定値を下回ったとき、減圧後の制動用シリンダの流体圧の増圧を許可する増圧許可手段とを備えたことを特徴とするアンチスキッド制御装置。
引用特許：
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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