特許
J-GLOBAL ID:200903083631938505

誘電体導波管線路の分岐構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-076283
公開番号(公開出願番号):特開平11-274820
出願日: 1998年03月24日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 誘電体基板内に形成できる、良好な伝送特性を有し任意の電力比で分岐の可能な誘電体導波管線路の分岐構造を提供する。【解決手段】 一対の導体層に挟持された誘電体基板内に一定の幅dの2列の貫通導体群で形成された第1〜第6の誘電体導波管線路15〜20を、第1の誘電体導波管線路15に、補助接続用貫通導体群14n・14oで接続した外側の間隔Aが2d≦A≦3dの第2および第3の誘電体導波管線路16・17を第1の接続用貫通導体群14lで接続し、さらに補助接続用貫通導体群14p・14qで接続した外側の間隔Bが3d≦B≦4dの第4〜第6の誘電体導波管線路18〜20を第2の接続用貫通導体群14mで接続した、1本の誘電体導波管線路15を3本の誘電体導波管線路18〜20に分岐する誘電体導波管線路の分岐構造である。伝送損失が小さい良好な伝送特性を有する分岐構造となる。
請求項(抜粋):
誘電体基板を挟持する一対の導体層と、高周波信号の伝送方向に前記高周波信号の遮断波長の2分の1以下の繰り返し間隔で、かつ前記伝送方向と直交する方向に一定の幅dで前記導体層間を電気的に接続するよう形成された2列の貫通導体群とを具備し、前記導体層および前記貫通導体群に囲まれた領域によって高周波信号を伝送する第1乃至第6の誘電体導波管線路を、該第1の誘電体導波管線路の一端側に前記第2および第3の誘電体導波管線路を高周波信号の伝送方向が平行となるようにその一方端側を対向させて併設するとともに、前記第2および第3の誘電体導波管線路の他方端側に前記第4乃至第6の誘電体導波管線路を第5の誘電体導波管線路の両側に第4および第6の誘電体導波管線路を配置して高周波信号の伝送方向が平行となるようにその一端側を対向させて併設して成り、前記第2および第3の誘電体導波管線路は一方端側および他方端側の先端を揃えて外側の前記貫通導体群の間隔Aが前記一定の幅dに対して2d≦A≦3dとなるように平行に配置するとともに隣り合う列の貫通導体群の一方端側および他方端側の先端間をそれぞれ第1および第2の補助接続用貫通導体群で接続し、かつその一方端側の両端と前記第1の誘電体導波管線路の一端側の先端とを第1の接続用貫通導体群で接続するとともに、前記第4乃至第6の誘電体導波管線路は一端側の先端を揃えて前記第4の誘電体導波管線路および前記第6の誘電体導波管線路の外側の前記貫通導体群の間隔Bが前記一定の幅dに対して3d≦B≦4dとなるように平行に配置するとともに前記第4および第5の誘電体導波管線路の隣り合う貫通導体群の先端間を第3の補助接続用貫通導体群で、前記第5および第6の誘電体導波管線路の隣り合う貫通導体群の先端間を第4の補助接続用貫通導体群で接続し、かつその一端側の両端と前記第2および第3の誘電体導波管線路の他方端側の両端との間を第2の接続用貫通導体群で接続したことを特徴とする誘電体導波管線路の分岐構造。
IPC (2件):
H01P 5/12 ,  H01P 3/12
FI (2件):
H01P 5/12 D ,  H01P 3/12
引用特許:
審査官引用 (2件)

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