特許
J-GLOBAL ID:200903083633068990

転写搬送ベルトの抵抗特性安定化方法、転写搬送ベルト、及び画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-113678
公開番号(公開出願番号):特開平9-297472
出願日: 1996年05月08日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】抵抗特性が安定し精度的に優れクリーニング性にも優れている転写搬送ベルトの抵抗特性安定化方法とその転写搬送ベルト及びそれを用いた画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置10には、転写搬送ベルト15として製造後抵抗が適正な範囲外となっている例えば3×1013Ω/□のETFEを選んで装着する。画像形成を行なわない試運転を10分間行い、この間に感光体ドラム18(18a、18b、18c、18d)と転写搬送ベルト15と転写ブラシ22(22a、22b、22c、22d)とからなる4箇所の各転写部で、転写ブラシ22毎に1μAの電流を転写搬送ベルト15に印加する。これで、転写搬送ベルト15の電気抵抗が実用に適切な範囲である8×1011Ω/□程度に下がって安定し、以後変化しない。これで抵抗の安定化した転写搬送ベルトと、それを装着した画像形成装置が得られる。
請求項(抜粋):
外周面に転写材を吸着して循環移動させるべく画像形成装置に用いる転写搬送ベルトの抵抗特性安定化方法において、前記転写搬送ベルトを、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体中に導電剤を混入して無端状に成型する工程と、該成型された転写搬送ベルトを循環移動させつつ2.67×10-4クーロン/m2 の電荷を10分間以上、より好ましくは1.32×10-4クーロン/m2 の電荷を10分間以上付与すべく通電させる通電工程と、該通電工程後の表面抵抗値が1×1011〜9×1012Ω/□である転写搬送ベルトを選択する工程と、からなることを特徴とする転写搬送ベルトの抵抗特性安定化方法。
IPC (4件):
G03G 15/16 ,  C08K 3/00 KJF ,  C08L 23/04 LCJ ,  C08L 27/18 LGC
FI (4件):
G03G 15/16 ,  C08K 3/00 KJF ,  C08L 23/04 LCJ ,  C08L 27/18 LGC
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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