特許
J-GLOBAL ID:200903083640329260

スイッチング電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 脇 篤夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-377520
公開番号(公開出願番号):特開2003-189627
出願日: 2001年12月11日
公開日(公表日): 2003年07月04日
要約:
【要約】【課題】 力率の向上とともに電力変換効率の向上、小型・軽量化を実現する。【解決手段】 スイッチング周波数制御方式電流共振形コンバータに部分電圧共振回路を組み合わせた回路において、負荷電力が150W以上で入力倍電圧整流方式の場合の力率改善を、絶縁コンバータトランス一次側に巻装された三次巻線と直列に直列共振コンデンサ(又はインダクタンス)を接続して2つの高速リカバリ型ダイオードによる倍電圧整流回路に電圧帰還する構成により行う。
請求項(抜粋):
整流電流を直列接続された2つの平滑コンデンサにより平滑して倍電圧直流入力電圧を出力する平滑手段と、一次巻線に得られる一次側出力を二次巻線が巻装された二次側に伝送するために設けられるとともに、一次側にさらに三次巻線が施された絶縁コンバータトランスと、上記倍電圧直流入力電圧をハーフブリッジ結合された2つのスイッチング素子により断続して上記絶縁コンバータトランスの一次巻線に出力するようにされたスイッチング手段と、上記各スイッチング素子をスイッチング駆動するスイッチング駆動手段と、少なくとも、上記絶縁コンバータトランスの一次巻線の漏洩インダクタンス成分と、上記一次巻線と直列接続された直列共振コンデンサのキャパシタンスとによって形成され、上記スイッチング手段の動作を電流共振形とする電流共振回路と、上記各スイッチング素子の一方に対して並列接続された並列共振コンデンサのキャパシタンスと、上記絶縁コンバータトランスの一次巻線の漏洩インダクタンス成分によって形成され、上記各スイッチング素子のターンオフ期間に電圧共振動作を行う部分電圧共振回路と、ノーマルモードノイズフィルタを交流電源ラインに配し、上記ノーマルモードノイズフィルタに直列にインダクタを配し、上記平滑手段の正極側と一次側アース間に、直列接続された2つの高速リカバリ型ダイオードを配し、上記2つの高速リカバリ型ダイオードの接続点に上記インダクタを接続し、さらに上記2つの高速リカバリ型ダイオードの接続点と上記三次巻線の間に共振コンデンサを配して成り、上記2つの高速リカバリ型ダイオードにより交流電源を整流して整流電流を上記平滑手段に供給するとともに、上記スイッチング手段のスイッチング動作に基づく電圧が、上記三次巻線と接続された上記共振コンデンサを介して帰還され、この帰還電圧に基づいて上記2つの高速リカバリ型ダイオードが整流電流を断続することにより力率を改善する力率改善整流手段と、上記絶縁コンバータトランスの二次巻線に得られる交番電圧を入力して、整流動作を行って二次側直流出力電圧を生成するように構成された直流出力電圧生成手段と、上記二次側直流出力電圧のレベルに応じて上記スイッチング駆動手段を制御して、上記スイッチング手段のスイッチング周波数を可変することで、二次側直流出力電圧に対する定電圧制御を行うように構成された定電圧制御手段と、を備えたことを特徴とするスイッチング電源回路。
IPC (3件):
H02M 7/12 ,  H02M 3/28 ,  H02M 7/10
FI (3件):
H02M 7/12 R ,  H02M 3/28 Q ,  H02M 7/10 B
Fターム (21件):
5H006AA02 ,  5H006CA01 ,  5H006CB04 ,  5H006CC01 ,  5H006CC02 ,  5H730AA18 ,  5H730AS01 ,  5H730BB26 ,  5H730BB65 ,  5H730BB72 ,  5H730BB95 ,  5H730CC03 ,  5H730CC05 ,  5H730DD02 ,  5H730DD22 ,  5H730EE02 ,  5H730EE07 ,  5H730EE59 ,  5H730EE73 ,  5H730FD01 ,  5H730FG01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-228564   出願人:松下電器産業株式会社
  • スイッチング電源回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-314269   出願人:ソニー株式会社

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