特許
J-GLOBAL ID:200903083647600180

モータ駆動装置の電流遮断回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-222536
公開番号(公開出願番号):特開2001-054287
出願日: 1999年08月05日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】本発明は、医療機器等の特に安全の確保を要求されるモータ駆動装置で、モータと電源との接続を遮断する手段として回転制御に使用しているトランジスタを開くのではなく遮断機能専用のトランジスタを配備と該トランジスタが目的とする機能を維持していることを確認する機能が要求される場合に、モータの回転中であってもモータの回転にほとんど影響を与えずに遮断用トランジスタが正常に作動することを確認する。【解決手段】遮断用トランジスタ11を下側トランジスタ3a、3b、3cと電流検出抵抗8の間に配置し、遮断用トランジスタ11の開閉状態は下側トランジスタ3a、3b、3cと遮断用トランジスタ11の間の検出回路(図1においてはプルアップ抵抗13,プルダウン抵抗14,ダイオード15a、ダイオード15b及びバッファ16によって構成されている)の入力部を検出点17に接続し、遮断トランジスタ11の作動確認の際は遮断機能の作動検出後速やかに遮断トランジスタ11を通電状態に復帰させる。
請求項(抜粋):
モータの通電端子ごとに上下各1個のトランジスタを配置し、該トランジスタを入切することによってモータの回転及び巻線に流れる電流量の制御を行うモータ駆動回路で、電流を制御する為の入切は上側のトランジスタで行い下側のトランジスタは巻線への通電方向の制御のみに用い、且つ巻線に流れる電流値の検出を正確に行うため上側のトランジスタが入から切の状態に切り替わった際においてもモータの巻線と回路を循環する環流電流に電流検出抵抗を通過させるために、環流電流が下側のトランジスタの内蔵ダイオードではなく環流ダイオードを通過するように構成されたモータ駆動回路で、安全性向上の目的で巻線への電源供給を遮断する機能として駆動制御用の前述上下トランジスタを用いる以外に通電遮断機能専用のトランジスタを配置する駆動回路において、遮断用トランジスタを駆動制御用下側トランジスタと電流検出抵抗の間の環流電流経路に配置することにより簡易で低損失な遮断機能を実現し、且つ遮断トランジスタの入切状態の高速検出を可能とすることを特徴とするモータ駆動装置の電流遮断回路。
IPC (2件):
H02M 7/5387 ,  H02M 7/48
FI (2件):
H02M 7/5387 Z ,  H02M 7/48 M
Fターム (11件):
5H007AA04 ,  5H007AA06 ,  5H007AA12 ,  5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB05 ,  5H007CC01 ,  5H007DC02 ,  5H007FA03 ,  5H007FA13 ,  5H007FA19
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ステッピングモ-タの駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-314222   出願人:日本サーボ株式会社
  • 保護回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-089490   出願人:東芝マイクロエレクトロニクス株式会社, 株式会社東芝
  • 特開昭61-098183
審査官引用 (3件)
  • ステッピングモ-タの駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-314222   出願人:日本サーボ株式会社
  • 保護回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-089490   出願人:東芝マイクロエレクトロニクス株式会社, 株式会社東芝
  • 特開昭61-098183

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