特許
J-GLOBAL ID:200903083690920938
車輪駆動用車軸ユニット
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-313904
公開番号(公開出願番号):特開2000-142015
出願日: 1999年01月05日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 運転時に、トリポード型等速ジョイント部分で発生するスラスト荷重に拘らず、スプライン孔28とスプライン軸30とが軸方向に擦れ合う事を防止する。そして、スプライン係合部の摩耗防止を図る。【解決手段】 スプライン孔28に隣接して設けた段部43と、スプライン軸30に設けた内側係合溝14とに止め輪35を掛け渡し、駆動軸部材29とハブ6aとを結合する。弾性材製の芯金69によりこのハブ6aを、上記スラスト荷重よりも大きな力で押圧して、上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
内周面に外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、外周面の一端寄り部分に車輪を支持する為の取付フランジを、同じく他端寄り部分に直接又は内輪を介して内輪軌道を、中心部にスプライン孔を、それぞれ設けたハブと、このスプライン孔と係合するスプライン軸を一端部に設けると共に、他端部を等速ジョイントの外輪となるハウジング部とした駆動軸部材と、上記外輪軌道と上記内輪軌道との間に転動自在に設けた複数個の転動体とを備え、トリポード型等速ジョイントを介して上記ハウジング部に回転力を伝達される状態で使用される車輪駆動用車軸ユニットに於いて、上記スプライン軸の外周面に全周に亙って形成した内側係合部と、この内側係合部に整合する位置で上記ハブの内周面に全周に亙って形成した外側係合部と、止め輪と、上記ハブと上記駆動軸部材との間に設けてこれらハブと駆動軸部材との間にスラスト方向の弾力を付与する弾性部材とを備え、上記止め輪を上記内側係合部と外側係合部とに掛け渡す事により、上記ハブと駆動軸部材との軸方向に亙る位置決めを図ると共に、上記弾性部材により上記ハブと駆動軸部材との間に、走行時に上記トリポード型等速ジョイント部分で発生してこれらハブと駆動軸部材との間に加わるスラスト荷重よりも大きなスラスト荷重を付与した事を特徴とする車輪駆動用車軸ユニット。
IPC (2件):
FI (3件):
B60B 35/18 A
, B60B 35/18 B
, F16C 19/18
引用特許: