特許

J-GLOBAL ID：200903083727380440

熱間成形法と熱間成形部材

発明者： 西畑 敏伸 ,  中田 匡浩 ,  須藤 俊太郎 ,  尾林 彰 ,  市川 正信
出願人/特許権者： 住友金属工業株式会社 ,  トヨタ自動車株式会社 ,  豊田鉄工株式会社
代理人 (1件)： 広瀬 章一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-151106
公開番号（公開出願番号）：特開2004-353026
出願日： 2003年05月28日
公開日（公表日）： 2004年12月16日
要約：

【課題】高強度鋼板から、安定した強度と靱性を併せ持つ熱間プレス部材を作製する熱間プレス法を提供する。【解決手段】熱間プレス時の冷却過程において、Ms点までは臨界冷却速度以上で冷却し、Ms点から200 °Cまでの温度範囲の冷却速度を25〜150 °C/sとする。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

質量%で、 C:0.15〜0.45%、Mn:0.5 〜3.0 %、Cr:0.1 〜0.5 %、Ti:0.01〜0.1 %、B:0.0002〜0.004 %、Si:0.5 %以下、P:0.05%以下、S:0.05%以下、Al:1%以下、N:0.01%以下を含有し、かつNi:2%以下、Cu:1%以下、Mo:1%以下、V:1%以下、およびNb:1%以下の1種または2種以上 を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼組成を有する鋼板を、Ac3 点以上に加熱・保持後、最終製品形状への成形を行う方法であって、成形中または成形後の成形温度からの冷却に際して、成形部材のMs点までの冷却速度が臨界冷却速度以上で、かつ、Ms点から200 °Cまでの平均冷却速度が25〜150 °C/sで冷却して焼入れ処理をする熱間成形法。

IPC (3件)：

C22C38/00 ,  B21J5/00 ,  C22C38/58

FI (3件)：

C22C38/00 301Z ,  B21J5/00 A ,  C22C38/58

Fターム (3件)：

4E087CB01 ,  4E087GA06 ,  4E087GA09

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 極めて高い機械的特性値をもつ成形部品を被覆圧延鋼板、特に被覆熱間圧延鋼板の帯材から型打ちによって製造する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-109121   出願人：ユジノール
• 熱間プレス用鋼板およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-342151   出願人：住友金属工業株式会社
• 焼入れ後の衝撃特性に優れる薄鋼板およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-268316   出願人：日本鋼管株式会社
• 成形性および焼入れ性に優れた熱延鋼板および冷延鋼板
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-373967   出願人：新日本製鐵株式会社