特許
J-GLOBAL ID:200903083749171810

2つの同期ループを有するデジタル伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213762
公開番号(公開出願番号):特開平8-107434
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【課題】 搬送波回復ループ内で反応の遅延を克服した受信装置を有する送信装置を提供する。【解決手段】 信号をデジタル的に復調するデジタル送信装置は復調器を有する受信装置と同期誤差を推定し補正する処理手段と搬送波同期手段とからなる。同期手段は位相/周波数補正のための第一のループと、位相補正のための第二のループとからなり、これらのループの動作は受信装置がアンロック又はロック野どちらかを見いだすことに依存するモード検出器により制御される。第二のループは位相誤差信号を復調手段から入来する信号と混合手段内で混合される位相補正信号に変換する。好ましくは信号はコード化された変調を介して変調される。
請求項(抜粋):
局部搬送波と変調された入力信号との間の同期誤差を推定し補償する搬送波同期手段と、復調された信号を生成する入力信号復調手段(110)と、復調信号を処理する処理手段(120)とを含む受信装置(14)からなる信号伝送装置(10)であって、同期手段は一方で第一の誤差信号(ε1)を生成する位相/周波数検出手段(140)と第一の誤差信号を濾波する第一の通過帯域を有する第一の低域通過フィルター手段(142)とを含み、該濾波された第一の誤差信号はアンロックモードで同期誤差を補正する第一の補正ループ(1)と、他方で局部搬送波を発生する手段(144)とロックモードで同期誤差を補正する第二の誤差信号(ε2)を生成する位相検出手段(240)と、ループ(1、2)を制御し、同期手段をアンロックモード又はロックモードのいずれかに入れる手段(130、135)とを含む第二の補正ループ(2)とを含み、第二のループ(2)は:a)第二の誤差信号を濾波し、同期が位相ノイズにロバストであることを提供する第一の通過帯域より広い通過帯域を有する第二の低域通過フィルター手段と、b)それが第二のフィルター手段により濾波された後に第二の誤差信号を位相補正信号ε3に変換し、一方で位相検出手段(240)の出力は処理手段(120)に接続された変換手段と、c)復調手段(110)と処理手段(120)との間に接続され、復調信号を位相補正信号と混合する混合手段(246)とを含むことを特徴とする信号伝送装置(10)。
IPC (4件):
H04L 27/227 ,  H04L 7/00 ,  H04L 7/033 ,  H04L 27/38
FI (3件):
H04L 27/22 B ,  H04L 7/02 B ,  H04L 27/00 H
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • デジタル変調波の復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-197790   出願人:株式会社東芝, 東芝エー・ブイ・イー株式会社
  • AFC回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-065553   出願人:日本電気株式会社
  • 搬送波同期方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-324012   出願人:株式会社日立製作所

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