特許
J-GLOBAL ID:200903083841956964

高レベル放射性廃棄物処分容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-317164
公開番号(公開出願番号):特開2002-122695
出願日: 2000年10月17日
公開日(公表日): 2002年04月26日
要約:
【要約】【課題】 健全性を長期間に亘り担保できるようにする。【解決手段】 容器壁を内層5と中間層6と外層7からなる3層構造とする。内層5は地層処分時に作用する圧力に耐え得る耐圧性を有する炭素鋼製とする。中間層6は還元環境下において長期間の耐食性能を得ることができる厚さのステンレス鋼製とする。外層7は炭素鋼製とし、自ら腐食することにより、地層処分時に当初酸化環境となる処分環境内に残存する酸素を消費できる厚さとする。内層5内にガラス固化体4を収納した後、地層処分し、先ず、外層5を腐食させ、処分環境内の酸素を消費させることによりステンレス鋼製の中間層6が酸化環境に暴露されることを防止した後、酸素が消費された還元環境下においてステンレス鋼製の中間層6による非常に良好な耐食性を発揮させる。
請求項(抜粋):
高レベル放射性廃液をガラス固化処理してなるガラス固化体を収納して地層処分するための高レベル放射性廃棄物処分容器において、容器壁を内層と中間層と外層とからなる密閉可能な3層構造として、上記内層を強度部材用の炭素鋼製とすると共に、上記中間層を耐食性担保用のステンレス鋼製とし、且つ上記外層を腐食による酸素消費用の炭素鋼製とし、上記内層内にガラス固化体を収納させるようにした構成を有することを特徴とする高レベル放射性廃棄物処分容器。
IPC (4件):
G21F 9/36 501 ,  G21F 9/36 ,  G21F 5/002 ,  G21F 5/005
FI (3件):
G21F 9/36 501 B ,  G21F 9/36 501 F ,  G21F 5/00 W
引用特許:
審査官引用 (2件)

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