特許
J-GLOBAL ID:200903083897226535
有機材料薄膜の形成方法及びその装置、並びに有機電界発光素子の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
逢坂 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-039408
公開番号(公開出願番号):特開2002-246175
出願日: 2001年02月16日
公開日(公表日): 2002年08月30日
要約:
【要約】【課題】 加熱によって生じる現象の異なる複数の材料を用い、材料ごとに良好な薄膜の形成ができる、有機材料薄膜の形成方法及びその装置、並びに有機電界発光素子の製造方法を提供すること。【解決手段】 有機材料の性質に応じて、加熱による融解後に蒸発する融解型の材料には、開口部27が材料の収容面積と同じか又はそれ以上で、かつ蒸気の飛翔角度が90度以上となる開口部オープンタイプ蒸着ボート28、加熱により即蒸発する昇華型の材料には、開口部32が材料の収容面積よりも小さい開口部制限タイプの蒸着ボート30を同一の真空蒸着装置内に配置し、蒸着材料の性質に応じていずれかの蒸着ボートを選択して成膜する。これにより、融解型の材料は効率良く、しかも蒸着速度を制御して成膜でき、また、昇華型の材料は昇華量及びその速度を制御して、いずれも所望の成膜を行うことができ、この方法を適用して膜厚にばらつきが少なく、表示品位の優れた有機EL素子を製造することができる。
請求項(抜粋):
加熱による融解後に蒸発する第1の有機材料と、加熱により昇華する第2の有機材料との少なくとも一方を蒸着することによって、有機材料薄膜を形成する方法であって、前記有機材料の収容面積と同じか又はそれ以上の大きさの第1の開口部を有し、かつこの開口部からの前記有機材料の蒸気の飛翔角度が90度以上をなす第1の容器と、前記有機材料の収容面積よりも小さい第2の開口部を有する第2の容器とを、前記第1及び第2の有機材料に応じて選択する、有機材料薄膜の形成方法。
IPC (5件):
H05B 33/10
, C23C 14/12
, C23C 14/24
, H05B 33/14
, H05B 33/22
FI (6件):
H05B 33/10
, C23C 14/12
, C23C 14/24 C
, H05B 33/14 A
, H05B 33/22 D
, H05B 33/22 B
Fターム (19件):
3K007AB02
, 3K007AB04
, 3K007AB18
, 3K007CA01
, 3K007CB01
, 3K007DA01
, 3K007DB03
, 3K007EB00
, 3K007FA01
, 4K029BA62
, 4K029BC07
, 4K029BD00
, 4K029CA01
, 4K029DB06
, 4K029DB12
, 4K029DB13
, 4K029DB14
, 4K029DB17
, 4K029DB18
引用特許:
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