特許
J-GLOBAL ID:200903083919347862

放射線検出素子および放射線検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 半田 昌男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084599
公開番号(公開出願番号):特開平8-262144
出願日: 1995年03月17日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 直列超伝導トンネル接合を用いた放射線検出器のエネルギー分解能を向上させることである。【構成】 基板1上に複数個の超伝導トンネル接合を直列に接続して構成した中心接合5を設け、その周りには中心接合の面積の10倍以上の面積の超伝導トンネル接合のない不感領域2を設け、不感領域のさらに周りには不感領域を取り囲むように1個又は複数個の直列接合3を設ける。【効果】 基板で吸収された放射線によって発生したフォノンによって不感領域の周りの直列接合から発生する信号と中心接合との時間差あるいは信号の大きさの比を測定して放射線の入射位置の中心接合位置からのずれを計ることができ、それによって不感領域の周りの直列接合からの信号の大きさの入射位置依存性を補正してエネルギー分解能を高めることができる。
請求項(抜粋):
多数の超伝導トンネル接合を基板の上に直列に接続し、放射線の基板への入射によって基板中で発生したフォノンを超伝導トンネル接合で吸収させ、それによって直列の超伝導トンネル接合から信号電荷を取り出し、その電荷の大きさから放射線のエネルギーの大きさを測定する直列超伝導トンネル接合を用いた放射線検出素子において、基板上に超伝導トンネル接合のない不感領域を設け、不感領域のさらに周りには不感領域を取り囲むように独立に作動する4つ以上の直列超伝導トンネル接合を設けたことを特徴とする放射線検出素子。
IPC (2件):
G01T 1/24 ZAA ,  H01L 39/22 ZAA
FI (2件):
G01T 1/24 ZAA ,  H01L 39/22 ZAA D
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 放射線検出素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-150981   出願人:新日本製鐵株式会社
審査官引用 (1件)
  • 放射線検出素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-150981   出願人:新日本製鐵株式会社

前のページに戻る