特許
J-GLOBAL ID:200903083942792610

インクジェットヘッド及びその製造方法、並びにインクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-262890
公開番号(公開出願番号):特開2003-072065
出願日: 2001年08月31日
公開日(公表日): 2003年03月12日
要約:
【要約】【課題】 インク供給量を確実に確保でき、かつインクの吐出性能が良好なインクジェットヘッドを提供する。【解決手段】 液室ユニット104の内部には、駆動ユニットを構成するフレーム部材80の内部に形成された共通液室80bに振動板99に形成された供給口99bを介して個別に連通し吐出口98aを有する個別液室94が複数のアクチュエータに個別に対応してそれぞれ設けられるとともに、共通液室80bの内壁106の振動板99側の開口端縁に接する領域に一側の開口端を有し他側が外部に開口した気泡排出路120が形成されている。このため、共通液室の内容積の増加によりインク供給量を十分に確保し得る。また、共通液室内で発生する気泡は、気泡排出路を介して速やかに外部に排出される。これにより、気泡溜りに起因するインクの吐出性能の低下が防止されるとともに、共通液室内部のインクの充填率が向上する。
請求項(抜粋):
アクチュエータの駆動に応じて吐出孔からインク滴を吐出するインクジェットヘッドであって、内部に少なくとも1つの共通液室とアクチュエータ収納空間とが形成されたフレーム部材と;前記アクチュエータ収納空間内に配置され、独立して駆動可能な複数のアクチュエータを有するアクチュエータ・ユニットと;前記各アクチュエータにより駆動される振動板を前記フレーム部材との境界部材として有し、前記共通液室に前記振動板に形成された供給口を介して個別に連通し前記吐出孔を有する個別液室が、その内部に前記複数のアクチュエータに個別に対応して設けられ、前記共通液室の内壁の前記振動板側の開口端縁に接する領域に一側の開口端を有し他側が外部に開口した気泡排出路が形成された液室ユニットと;を備えるインクジェットヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H
Fターム (8件):
2C057AF01 ,  2C057AF78 ,  2C057AG12 ,  2C057AG47 ,  2C057AG73 ,  2C057AP25 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
出願人引用 (1件)

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