特許
J-GLOBAL ID:200903083944426157

軟X線多層膜反射鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-140381
公開番号(公開出願番号):特開平8-005795
出願日: 1994年06月22日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 軟X線波長領域における反射率を増加させる。【構成】 軟X線多層膜反射鏡1は、軟X線に対する屈折率が高い第1の物質と、それより屈折率の低い第2の物質とが交互に積層される多層膜構造を有し、第1の物質より成る高屈折率層4の厚さと、第2の物質より成る低屈折率層5の厚さとが、それら両層の複数の境界でそれぞれ反射される軟X線がお互いに強めあうように設定される。この発明では、第1の物質としてフラーレン又はナノチューブ(分子)構造を有する炭素が選定される。その炭素分子として、比較的入手容易なC60,C70,C76又はC84を用いるのが望ましい。また第2の物質として例えば、従来のニッケルを用いることができる。
請求項(抜粋):
軟X線に対する屈折率が高い第1の物質と、それより屈折率の低い第2の物質とが交互に積層される多層膜構造を有し、前記第1の物質より成る高屈折率層の厚さと、前記第2の物資より成る低屈折率層の厚さとが、それら両層の複数の境界でそれぞれ反射される軟X線がお互いに強めあうように設定されている軟X線多層膜反射鏡において、前記第1の物質が炭素のフラーレン分子構造を有することを特徴とする軟X線多層膜反射鏡。
IPC (2件):
G21K 1/06 ,  H01L 21/027
FI (2件):
H01L 21/30 531 Z ,  H01L 21/30 531 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • X線反射鏡
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-015248   出願人:日本電信電話株式会社

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