特許
J-GLOBAL ID:200903083949093385

超低硫黄重質油の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 辰雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-101816
公開番号(公開出願番号):特開平11-279566
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 複数の水素化処理触媒層を有する固定床反応器を用いて反応器全体で高い脱硫活性が得られ、かつ脱硫活性低下速度が小さく、高い脱硫活性が長期にわたって維持することのできる硫黄分、メタル分等を含有する重質油から超低硫黄重質油を製造する。【解決手段】 特定の関係を有する複数の水素化処理触媒層を有し、かつ各触媒層の触媒の性状(物性)が異なる触媒を充填した触媒層である水素化処理反応器を用いて重質油を各触媒層に順次通過させ各触媒層で水素化処理条件下に水素ガスと接触させることを特徴とする超低硫黄重質油の製造方法。
請求項(抜粋):
アルミナを主成分とする触媒担体に周期律表の第VIII族金属から選ばれる少なくとも一種の金属を0.03〜1.0モル%と周期律表の第VIB族金属から選ばれる少なくとも一種の金属を0.1〜1.1モル%担持させて得られる表面積5.0×107〜1.2×108m2/m3、細孔容積0.36〜0.60m3/m3なる触媒を充填した第1触媒層、アルミナを主成分とする触媒担体に周期律表の第VIII族金属から選ばれる少なくとも一種の金属を0.3〜3モル%と周期律表の第VIB族金属から選ばれる少なくとも一種の金属を0.7〜2.5モル%担持させて得られる表面積9.0×107〜1.6×108m2/m3、細孔容積0.35〜0.55m3/m3なる触媒を充填した第2触媒層およびアルミナを主成分とする触媒担体に周期律表の第VIII族金属から選ばれる少なくとも一種の金属を0.3〜4.0モル%と周期律表の第VIB族金属から選ばれる少なくとも一種の金属を0.8〜5.0モル%担持させて得られる表面積1.2×108〜1.0×109m2/m3、細孔容積0.30〜0.50m3/m3なる触媒を充填した第3触媒層を有し、かつ各触媒層の触媒の物性が異なる触媒を充填した触媒層である水素化処理反応器を用いて重質油を第1触媒層から第3触媒層まで順次通過させ各触媒層で水素化処理条件下に水素ガスと接触させることを特徴とする超低硫黄重質油の製造方法。
IPC (4件):
C10G 45/08 ,  B01J 23/88 ,  B01J 35/10 301 ,  C10G 65/04
FI (4件):
C10G 45/08 A ,  B01J 23/88 M ,  B01J 35/10 301 B ,  C10G 65/04
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 重質炭化水素油の水素化処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-044920   出願人:株式会社コスモ総合研究所, コスモ石油株式会社
  • 特開平2-056251
  • 特開平2-056251
全件表示

前のページに戻る