特許
J-GLOBAL ID:200903083988719100

単一光子発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-039212
公開番号(公開出願番号):特開2001-230445
出願日: 2000年02月17日
公開日(公表日): 2001年08月24日
要約:
【要約】【課題】 単一の光子を定まった時刻に装置外に放出する。【解決手段】 励起光パルス26を量子ドット4に照射すると、量子ドット4では1つのみの電子が励起され、励起された電子が再結合して1つの光子が生成される。共振器を構成する微小球6はこの光子に共鳴するモードを有しているため、光子は微小球6内に存在して、微小球6は共鳴状態となる。その後、第2の制御光パルス30を第2の光電スイッチ12に照射すると、第2の光電スイッチ12は電圧を発生して連結部材8に印加し、その結果、連結部材8の屈折率が変化する。これにより、微小球6と連結部材8との境界面の反射率が低下し、微小球6内の光子は、連結部材8側に透過可能となり、連結部材8を通じ導波路10に入って導波路10より装置外に放出される。
請求項(抜粋):
発生させるべき光子に対応するエネルギー準位を持ち、光が照射されるか、または電界が印加されたとき1つのみの電子が励起される能動媒質と、前記能動媒質に連結された、前記光子に共鳴するモードを有する共振器と、前記共振器に連結されて、前記共振器を出た前記光子を導く光導出部と、前記共振器と前記光導出部との間に介在する、前記光子に対して透明な連結部材と、前記能動媒質で電子が励起された後、前記連結部材の屈折率を変化させる屈折率制御手段とを備えたことを特徴とする単一光子発生装置。
IPC (3件):
H01L 33/00 ,  H04B 10/00 ,  H04L 9/38
FI (3件):
H01L 33/00 A ,  H04B 9/00 Z ,  H04L 9/00 691
Fターム (10件):
5F041AA31 ,  5F041CA05 ,  5F041EE25 ,  5F041FF16 ,  5J104AA01 ,  5J104AA16 ,  5J104EA04 ,  5K002AA07 ,  5K002BA07 ,  5K002CA12

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