特許
J-GLOBAL ID:200903084041270980

流量計および流量計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-162348
公開番号(公開出願番号):特開平11-351929
出願日: 1998年06月10日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 流路の周囲において脈動流等の影響があっても、正確な流量の積算を行えるようにする。【解決手段】 演算部12において、送受信部11の出力より超音波の伝搬時間差を求めて瞬時の流量と単位時間当たりの通過量とを算出する。そして、得られた流量が正値であるか否か、および所定の逆流判定値よりも大きいか否かを判定し、流量が逆流判定値より大きい場合は一時保存バッファ14において通過量の加算または減算を行い、流量が逆流判定値より小さい場合は通過量を逆流量バッファ15に加算し、この演算後の一時保存バッファ14の値から逆流量バッファ15の値を減算した後、一時保存バッファ14の値が所定の最小流量以上となった場合に値を流量積算部16において積算していき、流量積算値QS を得る。
請求項(抜粋):
流路中の流速を間欠的に計測して積算流量を算出する推量式の流量計において、当該流量計内の流速に関する計測値を得て、その計測時間における流体の流量と計測時間間隔に相当する単位時間の流体の通過量とを算出する通過量算出手段と、前記算出された通過量のうち、流体全体の流れに対して順方向の通過量を示す値を記憶する順方向通過量記憶手段と、前記算出された通過量のうち、流体全体の流れに対して逆方向の通過量を示す値を記憶する逆方向通過量記憶手段と、前記算出された流量が所定の負値である逆流判定値よりも大きいか否かを判定する流量判定手段と、前記流量判定手段による判定結果に基づき、前記流量が前記逆流判定値よりも大きい場合は前記順方向通過量記憶手段において前記通過量を加算または減算し、前記流量が前記逆流判定値よりも小さい場合は前記通過量を前記逆方向通過量記憶手段に加算し、前記通過量の加算または減算後に前記順方向通過量記憶手段の値より前記逆方向通過量記憶手段の値を減算して、この減算後の順方向通過量記憶手段の値が所定の最小流量以上となった場合に、この値を積算して流量積算値とする流量演算手段と、を備えたことを特徴とする流量計。
IPC (3件):
G01F 1/66 101 ,  G01F 1/00 ,  G01F 3/22
FI (3件):
G01F 1/66 101 ,  G01F 1/00 F ,  G01F 3/22 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-331347   出願人:株式会社金門製作所
  • 熱式フローセンサを用いた流量計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-320831   出願人:東京瓦斯株式会社, 大阪瓦斯株式会社, 東邦瓦斯株式会社, 愛知時計電機株式会社

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