特許
J-GLOBAL ID:200903084062504344

炭化水素の脱硫方法および燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 順之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-058719
公開番号(公開出願番号):特開2003-253270
出願日: 2002年03月05日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】燃料電池用燃料水素を製造するまでの各種工程における触媒、燃料電池の陰極の電極に用いられる触媒は、貴金属または銅などが還元状態で使われることが多いため、燃料中に含まれる硫黄分を十分に除去することが必要であり、しかも脱硫装置を燃料電池システムに組み込むためには低圧条件下で、効果的に脱硫することが必要となる。本発明はこのような課題を解決した脱硫方法および該方法を用いた燃料電池システムを提供する。【解決手段】 硫黄を含有する炭化水素を、(1)表面積が600m2/g以上の活性炭を少なくとも50質量%以上含む担体に酸化ニッケルおよび酸化亜鉛を担持してなる触媒であって、触媒に対する酸化ニッケルおよび酸化亜鉛の担持量がそれぞれ1〜49質量%であり、かつ酸化ニッケルと酸化亜鉛の担持量の和が5〜50質量%である触媒Aと接触させ、次いで(2)ニッケル、亜鉛および銅から選ばれる元素1種以上を20質量%以上含有してなる触媒Bと接触させることにより、該炭化水素の硫黄濃度を0.1質量ppm以下に脱硫することができる。
請求項(抜粋):
硫黄を含有する炭化水素を、(1)表面積が600m2/g以上の活性炭を少なくとも50質量%以上含む担体に酸化ニッケルおよび酸化亜鉛を担持してなる触媒であって、触媒に対する酸化ニッケルおよび酸化亜鉛の担持量がそれぞれ1〜49質量%であり、かつ酸化ニッケルと酸化亜鉛の担持量の和が5〜50質量%である触媒Aと接触させ、次いで(2)ニッケル、亜鉛および銅から選ばれる元素1種以上を20質量%以上含有してなる触媒Bと接触させることにより、該炭化水素の硫黄濃度を0.1質量ppm以下に脱硫することを特徴とする炭化水素の脱硫方法。
IPC (6件):
C10G 45/06 ,  B01J 23/80 ,  C01B 3/38 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/10 ,  H01M 8/12
FI (6件):
C10G 45/06 Z ,  B01J 23/80 M ,  C01B 3/38 ,  H01M 8/06 G ,  H01M 8/10 ,  H01M 8/12
Fターム (37件):
4G040EA03 ,  4G040EB01 ,  4G069AA03 ,  4G069BA01A ,  4G069BA01B ,  4G069BA08A ,  4G069BA08B ,  4G069BB04A ,  4G069BB04B ,  4G069BC31A ,  4G069BC35A ,  4G069BC35B ,  4G069BC68A ,  4G069BC68B ,  4G069CC02 ,  4G069CC32 ,  4G069DA06 ,  4G069EA02Y ,  4G069EC04X ,  4G069EC04Y ,  4G069EC05X ,  4G069EC05Y ,  4G069EC21Y ,  4G069EE09 ,  4G069FC08 ,  4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  5H026AA04 ,  5H026AA05 ,  5H026AA06 ,  5H027AA04 ,  5H027AA05 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027BA16 ,  5H027BA17
引用特許:
審査官引用 (1件)

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