特許
J-GLOBAL ID:200903084067436126
染料系偏光膜
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-127111
公開番号(公開出願番号):特開平6-337312
出願日: 1993年05月28日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 可視領域、特に400〜700nmの波長領域において直交位の色もれがなく、偏光性能に優れ、かつ水および熱に対する耐久性に優れる中性色の偏光膜を提供する。【構成】 偏光膜基材に、遊離酸の形で下式(式中、Meは銅、ニッケル、亜鉛および鉄から選ばれる遷移金属を表し、A1 は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表し、B1 は置換されていてもよい1-ナフトールまたは2-ナフトール残基を表し、そのヒドロキシはアゾ基の隣接位にあり、Meで表される遷移金属と錯結合しており、R1 は低級アルコキシを表す)で示されるジスアゾ染料を少なくとも1種含有させ、さらに特定の染料を少なくとも2種含有させて、偏光膜を構成する。【効果】 ヨウ素を用いた偏光膜に匹敵するほどの高い偏光性能を示し、色もれがなく、また耐久性にも優れる。
請求項(抜粋):
偏光膜基材に、遊離酸の形で下式(I)【化1】(式中、Meは銅、ニッケル、亜鉛および鉄から選ばれる遷移金属を表し、A1は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表し、B1 は置換されていてもよい1-ナフトールまたは2-ナフトール残基を表し、そのヒドロキシはアゾ基の隣接位にあって、Meで表される遷移金属と錯結合しており、R1 は低級アルコキシを表す)で示されるジスアゾ染料を少なくとも1種含有し、かつ以下の〔A〕、〔B〕および〔C〕の群から選ばれる染料を少なくとも2種含有することを特徴とする染料系偏光膜。〔A〕 遊離酸の形で下式(II)【化2】(式中、Meは銅、ニッケル、亜鉛および鉄から選ばれる遷移金属を表し、A2は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表し、B2 は置換されていてもよい1-ナフトールまたは2-ナフトール残基を表し、そのヒドロキシはアゾ基の隣接位にあって、Meで表される遷移金属と錯結合しており、R2 は水素、低級アルキル、スルホまたは置換されていてもよいアミノを表す)で示されるジスアゾ染料からなる群;〔B〕 遊離酸の形で下式(III)【化3】(式中、A3 およびB3 はそれぞれ独立に置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表し、R3 は水素、低級アルキル、低級アルコキシ、スルホまたは置換されていてもよいアミノを表し、R4 は水素、ヒドロキシまたは低級アルコキシを表し、mは0または1を表す)で示されるトリスアゾ染料およびその銅錯塩染料からなる群;〔C〕 シー・アイ・ダイレクト・イエロー 12、シー・アイ・ダイレクト・イエロー 28、シー・アイ・ダイレクト・イエロー 44、シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 26、シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 39、シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 107、シー・アイ・ダイレクト・レッド 2、シー・アイ・ダイレクト・レッド 31、シー・アイ・ダイレクト・レッド 79、シー・アイ・ダイレクト・レッド 81 およびシー・アイ・ダイレクト・レッド 247からなる群。
IPC (3件):
G02B 5/30
, D06P 3/00
, C09B 67/22
引用特許:
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