特許
J-GLOBAL ID:200903084070962947

重合用触媒及びそれを用いたスチレン系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-277286
公開番号(公開出願番号):特開平8-134122
出願日: 1994年11月11日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 高い活性を有し、ポリマー中の残留金属の低減、ポリマーの製造プロセスの簡略化や製造コストの低減及びポリマーの物性改良が可能な新たな重合用触媒、及びシンジオタクチックポリスチレンを効率よく製造する方法を提供すること。【構成】 (A)一分子中に、一般式(I)M1 -Z-C ・・・ (I)(M1 は3〜6族又はランタノイド系列の金属元素、又は15族元素)で表される結合を少なくとも一つ含む遷移金属化合物、(B)(イ)該遷移金属化合物と反応してイオン性の錯体を形成しうる化合物又は(ロ)特定の酸素含有化合物、及び場合により用いられる(C)アルキル基含有金属化合物を含有してなる重合用触媒、並びにこの重合用触媒を用いてスチレン系重合体、特に高度のシンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体を製造する方法である。
請求項(抜粋):
(A)一分子中に、一般式(I)M1 -Z-C ・・・(I)(式中、M1 は周期律表3〜6族又はランタノイド系列の金属元素、Zは周期律表15族の元素を示す。)で表される結合を少なくとも一つ含む遷移金属化合物、及び(B)(イ)上記(A)成分の遷移金属化合物と反応してイオン性の錯体を形成しうる化合物、又は(ロ)一般式(II)【化1】(式中、R1 〜R5 はそれぞれ炭素数1〜8のアルキル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、Y1 〜Y3 はそれぞれ周期律表13族元素を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、a及びbはそれぞれ0〜50の数を示すが、a+bは1以上である。)及び/又は一般式(III)【化2】(式中、R6 及びR7 はそれぞれ炭素数1〜8のアルキル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、Y4 及びY5 はそれぞれ周期律表13族元素を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよく、c及びdはそれぞれ0〜50の数を示すが、c+dは1以上である。)で表される酸素含有化合物を含有することを特徴とする重合用触媒。
IPC (2件):
C08F 4/642 MFH ,  C08F 12/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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