特許
J-GLOBAL ID:200903084136522188

繊維状粒子測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-089202
公開番号(公開出願番号):特開2007-263745
出願日: 2006年03月28日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】測定対象流体中に浮遊する繊維状粒子を実時間で簡便に測定できるようにする。【解決手段】ヒータ部10を通過したサンプル空気が測定部6で一様な電場中を通過するように、電極8a,8bが設置されている。センサA,Bではサンプル空気の流通方向に垂直に延びるスリット12a,12bが設置されている。サンプル空気は、最初、電場方向に平行になるようにサンプル空気が導かれ、A点で計測された後、90度流路が折れ曲げられ、電場と垂直方向にサンプル空気が導かれ、B点で計測される。センサA,Bには偏光方向が互いに90°をなすように偏光子16aと偏光子16bが設置されている。アスベスト繊維は偏光面を回転させるので、測定部の流路2を流れる空気中にアスベスト繊維が存在すると、光検出素子22a,22bはその光強度を捉えることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
被測定物である粒子が浮遊する測定対象流体を一定流速で流す流路に光透過又は反射により被測定物を検出する測定部を設け、 前記測定部にはその流路中を流れる測定対象流体の流れに沿って上流側と下流側にそれぞれ流れを横切る方向に延びた形状の光透過用スリットを配置し、 一方のスリット位置では繊維状被測定物を分極させて測定対象流体の流通方向に向けさせる方向の直流電場を印加し、他方のスリット位置では繊維状被測定物を分極させて測定対象流体の流通方向と直交する方向に向けさせる方向の直流電場を印加し、 被測定物が上流側のスリット位置を通過するときのそのスリットを透過した光に基づく信号波形と、同じ被測定物が所定の時間遅れをもって下流側のスリット位置を通過するときのそのスリットを透過した光に基づく信号波形との比較に基づいて、その被測定物が繊維状粒子であるか否かを判定することを特徴とする繊維状粒子測定方法。
IPC (2件):
G01N 15/06 ,  G01N 15/14
FI (3件):
G01N15/06 D ,  G01N15/14 A ,  G01N15/14 K
引用特許:
出願人引用 (9件)
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