特許
J-GLOBAL ID:200903084148175785

ボックスアンカー及び該ボックスアンカーを備えた部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051079
公開番号(公開出願番号):特開平9-217721
出願日: 1996年02月14日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 各種の部品を板体に固定するためのアンカー構造であり、簡単な作業で容易に固定することができ、かつ取り外し時の作業性にも優れ、しかも相手部材や部品自体を傷つけるようなことなく、容易に取り外すことができるアンカー構造を提供することを目的とする。【解決手段】 略筒状のアンカー本体7の周壁に軸方向に沿って係止片形成用の切欠き部9を設け、係止片8の長さ方向中間部と該切欠き部9の内縁部とを弾性変形可能なヒンジ連結部10で連結して、上記係止片8を上記切欠き部9内に弾性揺動可能に設けると共に、該係止片8の一端部がアンカー本体7の外周面から外方に突出し、かつ該係止片8の他端部がアンカー本体7の先端側で該アンカー本体7の周壁内周面から内方へと突出した状態とし、上記アンカー本体7内に軸体iを挿入することにより、該軸体iによって上記係止片8の他端部が外方へと押圧されて該係止片が上記連結部10を中心にして回動し、該係止片8の一端部が上記切欠き部9内に埋没するように構成したことを特徴とするボックスアンカーを提供する。
請求項(抜粋):
略筒状のアンカー本体の周壁に弾性変形可能な係止片を先端部が該アンカー本体外周面から外方に突出した状態に設けてなり、各種部品の裏面側に突設され、板体に設けられた取付穴に圧入することにより、上記係止片先端部と上記各種部品の裏面との間に上記取付穴の周縁部を挟持して、各種部品を上記板体に固定するボックスアンカーにおいて、上記アンカー本体の周壁の所定位置に軸方向に沿って係止片形成用の切欠き部を設け、上記係止片の長さ方向中間部と該切欠き部の内縁部とを弾性変形可能なヒンジ連結部で連結して、上記係止片を上記切欠き部内に弾性揺動可能に設けると共に、該係止片の一端部がアンカー本体の外周面から外方に突出し、かつ該係止片の他端部がアンカー本体の先端側で該アンカー本体の周壁内周面から内方へと突出した状態とし、上記アンカー本体内に上記部品側から軸体を挿入することにより、該軸体によって上記係止片の他端部が外方へと押圧されて該係止片が上記連結部を中心にして回動し、該係止片の一端部が上記切欠き部内に埋没するように構成したことを特徴とするボックスアンカー。
IPC (3件):
F16B 19/00 ,  B60J 3/02 ,  F16B 45/00
FI (3件):
F16B 19/00 F ,  B60J 3/02 J ,  F16B 45/00 A
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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