特許
J-GLOBAL ID:200903084216296162
動力伝達装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-142334
公開番号(公開出願番号):特開平10-331942
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【目的】 軸方向摩擦移動部材を設定する必要がなく、過負荷時のトルクリミッター機能を設計通りの離脱トルクにて確実に発揮できるようにする。【構成】 圧縮機3の通常運転時には、円錐バネ9のばね荷重により複数のボール8をプーリ1の穴部1d、1eに嵌合係止した状態にてハブ6の円錐状穴6cの傾斜壁面に押しつけて、プーリ1から複数のボール8の嵌合部を経て、ハブ6、圧縮機回転軸5へと動力を伝達する。一方、圧縮機3の過負荷時には、円錐状穴6cの傾斜壁面からボール8に加わる軸方向荷重が円錐バネ9のばね荷重を上回ることにより、ボール8が円錐バネ9に抗して円錐状穴6cの傾斜壁面から脱出する方向に移動し、プーリ1からハブ6への動力伝達を遮断する。
請求項(抜粋):
回転駆動源からの回転力を受けて回転する駆動側回転部材(1、11、12)と、従動側機器(3)の回転軸(5)に連結された従動側回転部材(6)と、前記駆動側回転部材(1、11、12)の半径方向の面(1c、11a)において円周方向に複数設けられた穴部(1d、1e)と、前記従動側回転部材(6)のうち、前記半径方向の面(1c、11a)と対向するように形成された半径方向の面(6b)において円周方向に複数設けられた円錐状穴(6c)と、前記駆動側回転部材(1、11、12)の穴部(1d、1e)内を挿通可能な外径を有し、かつこの穴部(1d、1e)に嵌合係止した状態にて前記従動側回転部材(6)の円錐状穴(6c)の傾斜壁面に当接する複数のボール(8)と、前記駆動側回転部材(1、11、12)に保持され、前記ボール(8)を所定のバネ荷重にて前記円錐状穴(6c)の傾斜壁面に押しつける複数のバネ手段(9)と、前記従動側回転部材(6)の前記半径方向の面(6b)において前記円錐状穴(6c)に隣接して円周方向に複数設けられたボール収納用穴(6f)とを備え、前記従動側機器(3)の通常運転時には、前記バネ手段(9)のばね荷重により前記複数のボール(8)をそれぞれ前記円錐状穴(6c)の傾斜壁面に押しつけて、前記駆動側回転部材(1、11、12)から前記複数のボール(8)の嵌合部を経て前記従動側回転部材(6)に動力が伝達され、一方、前記従動側機器(3)の過負荷時には、前記円錐状穴(6c)の傾斜壁面から前記ボール(8)に加わる軸方向荷重が前記バネ手段(9)のばね荷重を上回ることにより、前記ボール(8)が前記バネ手段(9)に抗して前記円錐状穴(6c)の傾斜壁面から脱出する方向に移動し、前記駆動側回転部材(1、11、12)が前記従動側回転部材(6)に対して空転することにより前記ボール(8)がボール収納用穴(6f)内に落ち込み、前記駆動側回転部材(1、11、12)から前記従動側回転部材(6)への動力伝達が遮断されるようにしたことを特徴とする動力伝達装置。
IPC (3件):
F16H 35/10
, F16D 43/20
, F04B 35/00
FI (3件):
F16H 35/10 D
, F16D 43/20
, F04B 35/00 B
引用特許:
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