特許
J-GLOBAL ID:200903084258205167

人工気候室

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-136795
公開番号(公開出願番号):特開平9-313622
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 生理活性空気に満たされた人工気候室を実現する。【解決手段】 人工気候室内に満たす空気は、気体と液体とを接触させる工程と、これを精製する工程とによって製造された混合系からなる生理活性空気である。混合系は、空気イオンと中性成分とからなり、空気イオンは、外部エネルギーを得て水が分裂するときに空気中に発生し、空気イオンは成分A1,A2,...Anにより構成され、特定の式に従って、空気イオン濃度が変化することが観測されるものであり、中性成分は、飽和水蒸気量,相対湿度,絶対湿度として表すことのできる水分であって、外部エネルギーを得た状態にあり、電荷を持たず、質量分析計によって分析したときに、相対湿度80%以上において特定の式を用いて求められる平均構成分子数Nが25以下の水クラスターが観測されるものである。得られた生理活性空気は、空間においてヒトの脳波をコントロールすることが可能であり、リラクゼーションルームとして、また、精神統一の場として有効である。
請求項(抜粋):
水と空気とを原料とし、外部エネルギーを加えることによって製造された混合系を有する高湿度空気を用いた人工気候室であって、混合系は空気イオンと中性成分とからなり、空気イオンは、外部エネルギーを得て水が分裂するときに空気中に発生し、空気イオンは複数のイオン成分からなり、各イオン成分をA1,A2,...,Anとしたとき、式(1)【式1】C;観測開始後時刻tにおける空気イオン濃度Ci;成分Aiの観測開始時の濃度ki;成分Aiの反応速度定数t;時刻に従って空気イオン濃度が変化することが観測され、中性成分は、飽和水蒸気量,相対湿度,絶対湿度として表すことのできる水分であって、外部エネルギーを得た状態にあり、電荷を持たず、質量分析計によって分析したときに、相対湿度80%以上において、式(2)【式2】N;平均構成分子数Ii;i番目に観測される水クラスターのイオン強度ni;i番目に観測される水クラスターの構成分子数により求められる水クラスターの構成分子数Nが25以下の水クラスターが観測され、該高湿度空気を用いて気温17〜28°C,相対湿度40〜70%の空間において、ヒトの生体に接触的に作用し、脳波の成分の分布に影響を与えるものであることを特徴とする人工気候室。
IPC (3件):
A61N 1/44 ,  A61M 21/02 ,  A61G 10/00
FI (3件):
A61N 1/44 ,  A61G 10/00 Z ,  A61M 21/00 320
引用特許:
審査官引用 (6件)
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