特許
J-GLOBAL ID:200903084265946270

内燃機関の動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-308255
公開番号(公開出願番号):特開平10-148112
出願日: 1996年11月19日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】油圧室の油圧変化に応じて移動するピストンを備える連結切換手段が複数のカムフォロアに設けられ、動弁カムに転り接触するローラを支持するローラ軸が各カムフォロアの少なくとも1つに配設される内燃機関の動弁装置において、カムフォロアの大型化、組付作業の煩雑化、ならびに通路構成の複雑化を避けた上で、ローラを用いて動弁負荷を極力低減する。【解決手段】連結切換手段381 が連結解除状態にあるときの作動量が全てのカムフォロア191 ,201 のうちで最も小さいカムフォロアが、一端側カムフォロア191 として各カムフォロア191 ,201 の配列方向に沿う一端側に配置され、該一端側カムフォロア191 に、給油路を油圧室431 に通じさせる連通路481 が形成され、ローラ281 を回転自在に支持するローラ軸331 が、一端側カムフォロア191 以外のカムフォロア201 に装着される。
請求項(抜粋):
カム軸(18)の回転に応じて作動する複数のカムフォロア(191 ,201 ;192 ,202 ,21)が、給油路(44)を有する共通の支持部材(22)に支持されて前記カム軸(18)の軸線と平行な方向に配列され、前記給油路(44)に通じる油圧室(431 ,432 )が、各カムフォロア(191 ,201 ;192 ,202 ,21)の配列方向に沿う一端側に配置された一端側カムフォロア(191 ,192 )内に形成され、該油圧室(431 ,432 )の油圧変化に応じて作動するピストン(39;39,70)を含む連結切換手段(381 ,382 )が、各カムフォロア(191 ,201 ;192 ,202 ,21)を連結する状態ならびにその連結を解除する状態を切換可能として前記複数のカムフォロア(191 ,201 ;192 ,202 ,21)に設けられ、前記連結切換手段(381 ,382 )の連結状態で前記ピストン(39;39,70)と同軸になる配置で各カムフォロア(191 ,201 ;192 ,202 ,21)の少なくとも1つ(201 ;202 ,21)に装着される円筒状のローラ軸(331 〜335 ;62,65)に、前記カム軸(18)に設けられた動弁カム(26)に転り接触するローラ(281 ;282 ,61)が回転自在に支持される内燃機関の動弁装置において、連結切換手段(381 ,382 )が連結解除状態にあるときの作動量が全てのカムフォロア(191 ,201 ;192 ,202 ,21)のうちで最も小さいカムフォロアが、一端側カムフォロア(191 ,192 )として各カムフォロア(191 ,201 ;192 ,202 ,21)の配列方向に沿う一端側に配置され、該一端側カムフォロア(191 ,192 )に、前記給油路(44)を油圧室(431 ,432 )に通じさせる連通路(481 ,482 )が形成され、ローラ(281 ;282 ,61)を回転自在に支持するローラ軸(331 〜335 ;62,65)が、前記一端側カムフォロア(191 ,192 )以外のカムフォロア(201 ;202 ,21)に装着されることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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